顔や頬に対して微調整の吸引施術を行う場合はシリンジ脂肪吸引法を採用する場合があります。
シリンジ法は特に微調整をするのに向いている施術法で、少量の脂肪を吸引してデザインを整えるのに向いています。
シリンジと呼ばれている手動式ポンプ＝注射器、カニューレよりも細い吸引管を取り付け、医師のテクニックに依存した吸引が可能な方法です。チューメセント法のマシンで強力に吸引するものではなく、丁寧に吸引することが可能となります。
施術に向いている箇所は顔や二の腕、腹部などの脂肪吸引が挙げられます。
基本的には選びませんが、吸引量が多くなれば医師の負担も大きくなるのがこの手術の特徴でもあります。
内出血が少なくて済むのでダウンタイムの短い施術結果を期待できる点も大きなメリットとなります。まｔあ、シリンジ式とチューメセントテクニックを併用する事も多く術後のクオリティと安全性は担当する医師の腕次第という事になります。
主なメリットは、
・ダウンタイムを短くできる
・顔など数ccの吸引量の調整が必要な箇所に向いている
・医師の技術差が出やすく、上手な医師は上手
・凸凹が生じづらい
といったことが考えられます。
当然、皮膚への安全性を重視するならば、スキンプロテクターの追加使用も検討します。他に施術のクオリティに違いが出る要素として、吸引対象の脂肪の状態把握が上手な医師が挙げられます。脂肪は生理食塩水等の混合物で一時的に柔らかくふやけた状態になりますが、吸引になれていなければ上手にデザインすることができず、術後の肌の滑らかさを損ねてしまうことがあるので注意しなければなりません。
またリスクやデメリットについてですが、脂肪吸引では、血管を傷つけてしまう可能性があります。
内出血や腫れが出ることは当然あり、2週間前後のダウンタイムが求められます。
勿論、適切な量の止血剤を注入しながら脂肪吸引を行っており、麻酔の専門医師もついている病院で施術をされると良いでしょう。
効率的に施術を行ったと仮定しても術後1週間は患部が腫れてしまうので、数日間の圧迫固定やマスクの着用を推奨して顔を隠す必要があります。
また吸引量は、ライポマティックやベイザー脂肪吸引に比べるとぐっと下がりますので、そこは考えなければなりません。
太ももや腹部の脂肪吸引、同時にコンデンスリッチ豊胸なども考えている方は別のプランを提案されることも多いです。
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