頬や目元のたるみ・法令線・首回りのたるみなどを取り除くにはフェイスリフトが有効な方法です。
フェイスリフトにもいくつかの方法がありメスを使って皮膚を切開したるんだ皮膚を引っ張り上げる方法がもっとも効果的と言われていますが、そのほかにも糸リフト、ボトックス注射・ヒアルロン酸・PRP注射などを注入するなど切らないフェイスリフトも人気があります。
糸を使ったリフトアップは以前からあり初期は切るフェイスリフトの補助手段として用いられていましたが、最近ではダウンタイムの少ない治療が好まれるようになり糸リフトが急速に普及するようになりました。
糸リフトにも種類があり大きく分けるとたるんだ部分を糸で引き上げる方法と糸を埋め込んで組織を引き締める方法とがあり、糸で引き上げる治療は組織をひっかける部位の形状の違いによってトゲタイプ・コーンタイプ・ループタイプなどがあります。
糸リフトは比較的短時間で小さな改善を求める場合には有効な方法ですが、患者が想像しているよりも効果が弱かったり正面から見たときの効果が乏しい・効果が持続しないなどのデメリットもあり、特に、切るフェイスリフトと比べると効果の持続時間が短くたるみが再発してしまうという問題点もありますから、施術を受ける際にはきちんとメリットやデメリット・リスクを理解しておくことが大事です。
糸リフトの中でも効果が持続する方法にスプリングスレッドがあります。伸縮性のあるスプリングスレッドで、うまく糸をカーブさせて入れることで顔の中央・正面から見たところまで効果を出すことが可能となっています。
顔はよく動かす部分ですから、糸に伸縮性があることが大切です。そのため長期的に効果を維持するためには糸に伸縮性があり伸び縮みすることが不可欠となります。スプリングスレッドはポリエステル骨格・シリコンコーティングでできていますから糸は溶けません。最近は溶けない糸も人気の施術となっていますが、糸が溶ければ効果はなくなってしまいますから持続性を求める場合には不適切となります。
スプリングスレッドは丸みを帯びた突起が1cmあたり24個という高密度でついていて、一つ一つが4方向を向いています。
この突起で皮下組織をひっかけて引き上げることでリフトアップ効果を得ることができます。糸自体に伸縮性がありますから術後の引きつれや頭痛などの後遺症が起こりにくいのもメリットとなっています。
スプリングスレッドはリフトアップ効果だけではなく真皮層のコラーゲンやエラスチンを生成する線維芽細胞を刺激して肌質改善効果も期待できますからハリのある肌質になります。
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