鼻を高く形の良い状態にする方法として、美容外科や美容整形外科を利用して鼻中隔延長術の治療を受ける方が増えてきています。中でも最大の延長量が取れるのが、体のあばら部分の肋軟骨を用いた鼻中隔延長術です。
鼻の形成を行うことで体へのリスクを減らし美しい鼻筋にすることが出来るメリットがあります。
ただ実際に鼻中隔延長術の治療を受けた方で、トラブルや術後の後遺症がでてしまったという方もいるので、情報をきちんと把握して適切な治療を受けることや、クリニック選びを行っていくことが重要になります。
鼻中隔延長術のトラブルや後遺症の一つとして挙げられるのが、自分の胸から軟骨を採取するため体の傷跡が残ってしまうことです。実際に胸の切開する場合最も目立たないような位置を切りますが、数センチは切開が必要となるので、傷跡が残ってしまうのは嫌だと治療を受けたことを後悔する方も少なくありません。
肋軟骨は耳からよりも採取するのが難しい特徴があるので、費用も通常の軟骨採取よりも高額になる恐れがあります。80万円前後かかることが多いのですが、費用が思った以上に高額になります。治療を受ける場合は通常の費用に合わせて、麻酔費用がかかります。全身麻酔ができる病院では、麻酔の専門ドクターが付いて治療に当たります。
その他、挙げられるのが後遺症として鼻呼吸がしづらくなる可能性があることです。肋軟骨を用いて鼻の形成を行うので通常よりも鼻の奥が狭くなると呼吸がしにくいと感じる方も少なくありません。また触った感触も鼻先を硬く感じたり、逆に柔らかすぎると感じるようになるので、元の自然な鼻筋にはならないことを考慮しておくことが重要です。
鼻中隔延長術は自分の体から採取した肋軟骨を利用して治療を行うので、変化率がとても大きく、鼻先を延長できるメリットがありますが、その分大掛かりな手術になりやすく費用がかかります。2週間前後のダウンタイムの腫れや痛みが持続する可能性があるので、術後の鎮静剤を出して貰う必要に応じて出されます。
後日抜糸を行う必要があるので、万が一痛みや腫れが続いている場合はすぐに医師に相談をして適切な処置を行って貰う必要があります。また仕上がりによっては修正手術を行う必要があるので、サポート体制が整っているクリニックを選ぶようにすることがトラブルを未然に防ぐためにも重要になりますし、信頼のおけるドクターを選ぶことが大切です。
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