小鼻が横や上に広がって鼻の穴が強調されてしまうという悩みを持っている人は、小鼻を小さくする小鼻縮小がおすすめされます。この小鼻縮小は鼻の穴の内側から小鼻の溝にかけて数ミリ切除し、バランスを見ながら丁寧に縫い縮めていくことで気になる鼻の穴を小さくすることが可能となります。
内側法と外側法の違い
鼻の穴が大きく小鼻は外に張り出していない場合には内側法（＝鼻の穴の中で余分な皮膚と組織を切除して縫合する）で鼻を小さくしていくことができます。鼻の穴は大きくないが小鼻が外側に大きく張り出している場合には、外側法（＝小鼻の外側の余分な皮膚と組織を切除して縫合）で小鼻を小さくすることができます。
外側法の場合に特に懸念されるのが傷跡ですが、外側の溝にそって切開していきますが、技術のある医師が行った場合には傷跡はほとんど目立ちませんから心配はいりません。ただ無理をして余分な皮膚や組織を取り除こうとすると小鼻の外側の溝よりも上まで傷跡が伸びてしまうことがありますから、正しいデザインで手術を行うことが大切です。
そして鼻の穴も小鼻も大きい場合には、外側法＋内側法（鼻の穴の中から小鼻の外側にかけて余分な皮膚と組織を切除して縫合）で、理想の小鼻を手に入れることができます。これらは必要以上に皮膚や皮下組織を切除してしまうと不自然な鼻になってしまいますから、医師の技術の確かなクリニックを選ぶと良いです。小鼻の余分な皮膚や組織を切除して、細いナイロンの糸で縫合していきます。
ダウンタイムはどの位？
手術後の腫れは2週間前後で、特に1週間は腫れが強く出ます。平均５日後前後で行う抜糸までは、傷に糸がついていますから至近距離でみると手術をしていうことはわかります。そのため外出する場合はマスクをするなど対策をとることが求められます。
術後に風邪をひいたり花粉症になり鼻をかみたいこともあると思いますが、手術後鼻の中に傷がありますから、しっかりと傷がくっつくまでは強く鼻をかまないようにすることが大事なので十分注意しましょう。
手術後1週間もすれば傷口はくっつきますから多少鼻をかんでも問題はありませんが、強く抑えると手術部位に負担がかかってしまうので鼻炎薬や内服薬で鼻水をコントロールした方が安心です。
３Dシュミレーションの重要性
無理をして必要以上に小鼻を切除してしまうと、小鼻に丸みがなくなり不自然な鼻になってしまいます。技術的には小鼻はいくらでも小さくすることは可能ですが、小さければ美しいわけではなく顔とのバランスが重要になります。
ある一定のラインを超えてやりすぎてしまうと不自然な形になり元に戻すことができなくなりますから、手術前に行うカウンセリングをしっかりと行いコンピューターシミュレーションで十分納得した上で手術を受けるようにしましょう。
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