内眼角形成術とは平行二重・横幅を広げる目の整形です。
今回は、内眼角形成術で目頭狂人になる失敗例を考察してみたいと思います。
尚、目頭狂人の定義としては、
・涙丘ががっつりを見えている（５㎜以上が多い）
・目と目の距離が近すぎる（３２㎜以下が多い）
とします。
目頭切開の手術では、蒙古ひだを切りすぎると、涙丘が見えすぎてしまうことで赤く隆起した部分が目立ってしまいます。
この修正はとても厄介なので、注意が必要です。
効果としては、
・目が西欧人っぽく平行ぐ他の二重になる
・目地からがアップする
・アーモンドアイっぽくなる
といった影響があります。
小松菜奈、アンジェラベイビーの様な瞼はこの目の横幅が広いことが特徴となります。
ちなみに、目頭と目頭の間の長さと目の横幅の距離が１：１だと黄金比といわれていますが、実際にはそんなことはありません。
ドーリーフェイスの瞼の場合には、１：０．９くらいの割合でもかわいらしく見えるからです。
そのため、一人一人の瞼の形にあった提案ができる外科医を選択することが大切です。
尚、術式に関しては、「単純切開法」「Z法」「W法」 「リドレープ法」がありますが、形成外科専門医はしばしばZ法を好んで行っています。
理由は傷跡が少なくて、微調整の修正もしやすいためです。
これから整形を考えている方はぜひチェックしておきましょう。
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