サーマクールは肌の内部まで届くRF波を照射する美容外科的治療です。
サーマクールが放つ高周波は肌内部の繊維芽細胞を収縮させ、皮膚の弾力を取り戻させるとともにコラーゲン再生をサポートし、ふっくらとした質感を取り戻すことが可能です。RF波が縦、横に加えて奥行の三方向から同時に引き締めていくため照射直後に肌が上向きに持ち上がるのが自覚できるほどの即効性があります。
劇的なリフトアップ効果として紹介されることが多いのはフェイスリフトですが、レーザーも強力な波長が皮下細胞や真皮層、脂肪や筋肉組織に熱刺激を与えるため、バストアップや二の腕の引締めなどのアンチエイジングに利用できます。
リフトアップ効果が数か月にわたって持続するのも特徴です。
切らない美容整形の異名をとるサーマクールは照射の角度や当て方により効果に差がでるため、糸リフト、切開リフト、ヒアルロン酸注入、PRP注射などの治療と併せて専門の医師を選択すること。
形成外科的知識からその人にあった治療法を提案し、経験も豊富な医師でないと十分な結果が出ない可能性があります。そのためカウンセリングやマーキングも含めて信頼できる美容医を選ぶ必要があります。
サーマクールは肌の表面をガスで冷却しながら照射をするため、施術中は痛くなくダウンタイムもほとんどないので終わったその日にメイクができるほど安全性に優れています。メラニン反応を示すレーザーと異なり肌質問わず治療ができ、ほうれい腺や目じりのしわなどエイジングサインはもちろん、専用のチップを利用すれば皮膚の薄い目のしたのたるみにも利用できます。
最後に、正しい治療ができずに、起こり得る失敗例をまとめます。
・皮膚のやけど
edge burn(エッジバーン)が起こる可能性があります。
高周波が均一に伝わるよう特殊なカップリングジェルというものを塗布して照射すること。
重ね打ちが生じないよう転写型のシートを用いてマーキングをおこなっている病院を選択することが求めます。
・頬がこける(ムンク状態)
もともと頬が細く、皮下脂肪が委縮している症例に誤ってサーマクールを照射すると、頬のボリューム減少によりこけることがあります。その場合、フィラー注入やウルセラシステムなどのこけが出づらいレーザーを使用することがあります。
以上を踏まえて失敗しない病院選びを心がけましょう。
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