法令線のくぼみを修正するために、美容整形を受ける人は少なくありません。
もっとも手軽な方法として、ヒアルロン酸注入があり、注射一本で手軽に治療を行うことができるとして、人気の美容整形となっています。
ヒアルロン酸というのは、もともと人体に存在する成分で、法令線のくぼみや気になるしわを隆起させることができますから、気になるくぼみを改善することができます。
簡単の施術である一方、医師の技術が不足した場合、注射針で毛細血管を傷つけてしまい、大きな内出血を起こしてしまったり、肌の表面がでこぼこになってしまうケースもあります。
また、何度もヒアルロン酸注射を繰り返すと、体内にヒアルロン酸が吸収されなくなってしまい、しこりとして残ってしまうこともありますから、注意が必要となります。
法令線は、唇両脇から顎に伸びる2本の線のことで、頬の皮膚の筋肉がたるんで脂肪が下垂したり、口元から下顎、首にかけて広がる筋肉のたるみ、口角を下に下げるときに使われる口角下制筋が硬くなるなどが原因で起こります。
法令線にヒアルロン酸を注入してくぼみを解消させるのは、プチ整形として人気がありますが、顔のヒアルロン酸注入では、動脈がつまってしまう逆行性動脈塞栓になる可能性もありますし、たるみが目立ってしまい目の上の注入した場合には眼瞼下垂を引き起こす可能性もありますから、血管の走行などの解剖を熟知した医師を選ぶことが大切です。
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