瞼の構造(眼瞼下垂になってしまう原因) 2 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

前回の記事に瞼の構造についてご紹介いたしました。
続きをご紹介いたします。

・挙筋腱膜(きょきんけんまく)
 挙筋腱膜とは、瞼板と眼瞼挙筋が結びついているという箇所ににとても重要な部分です。
 通常は1/3程度、瞼板と癒着していますが、ゆるんだりはがれてしまう事で腱膜せ眼瞼下垂になってしまいます。

・眼瞼挙筋(がんけんきょきん)
 眼瞼挙筋は、目の閉会をコントロールしている大切な筋肉です。
 眼瞼挙筋が収縮を起こすことで、目の開閉をしっかりと出来るようになります。
 先天性の方は、筋肉の動きが弱いか機能がしていない方が多いです。
 眼瞼挙筋には、ミュラー筋と呼ばれる小さな筋肉があります。
 ミュラー筋小さいながらもとても大切な筋肉です。
 このミュラー筋は交感神経が緊張しますと収縮を起こします。
 ですので、まぶたを持ち上げる際に、動作の補助を行っています。
 
 ミュラー筋は、腱膜性の眼瞼下垂になりますと、過剰に収縮を起こします。
 交感神経が興奮状態になってしまい、動機がしたり、首・肩・背中が凝ります。
 このような症状が続きますと、不安や疲労感を感じることもございます。

・眼窩脂肪(がんかしぼう)
 皮膚に近い部分にあり、外部の衝撃から眼球を保護してくれる役割を果たしています。
 まぶたが厚ぼったく感じる方は、眼窩脂肪が原因になります。

このように少しでも瞼の構造が分かっていますと、手術の際に知っていますと為になります。


眼瞼下垂
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