iPS細胞と美容整形 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

山中教授が発明されたiPS細胞は再生医療として大変期待されています。

美容整形の中でも豊胸術の中で幹細胞を使用した脂肪注入が続々出てきています。

このブームに乗るかどうかは患者さん次第ですが、
これだけしょうれいが多くなっている状況ですが、一応リスクについても述べておかねばならない段階にあると考えています。

と言うのも、何事も先手の治療というのは安全性が保障されていないことが多く、10年先の症例がどうなっているのかを確認する必要があるかと思っています。

例えば、シリコンバッグの豊胸。
これはアメリカで豊胸術後の乳がん発生についての裁判が起こり、結果的にはシリコンバッグは乳がんを引き起こす原因ではないと判断されましたが、1992年にアメリカのFDA は、シリコンジェル乳房インプラントの利用中止をきめました。

また、現在ではアクアミドやエンドプロテーゼ。
こちらも発がん性が懸念されており、未だに安全性が不明ですので医師の中でも意見が分かれています。

こういった状況の場合には新しい手術に飛びつくのではなく、冷静に傍観する必要があります。


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