と聞かれますが、実際のところリスクがないとは言えません。
ただ、このリスクを出来る限り減らすために術式なり医師選びなりをこだわる必要があるのです。
頬骨弓部自体の厚さは5～6ミリなので、削れたとしても3～4ミリが限界です。
そこで、変化量を大きくするために行う、頬骨の内方転移の治療をアーチインフラクチャーと言います。これは頬骨の弓部と体部の両端を切ることによって、内方転移できる治療になります。
※通常のアーチインフラクチャーでは表情筋を崩してしまうことによりたるみが出てしまうことが考えられます。
同じアーチインフラクチャーという言葉でも、術式が異なることがありますので注意が必要です。
この表情筋を壊してしまうのが頬骨削りのリスクと言えます。
頬骨削りをなさった後に、老け込んでしまう印象になってしまえば逆効果です。
そして最近では、ワイヤー固定をなさっていない症例も散見されますのでご注意ください。アーチインフラクチャーにより両端の骨を中抜きした後、弓部と体部の骨をワイヤーで固定しておく必要があるのです。
特に弓部側のワイヤーをしなければならない事例は、
・弓部が外ハネしてしまう場合
・最大限まで内方転移したい場合
には行った方が仕上がりが良いです。
きちんと名医を選択しなければなりません。
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