脂肪豊胸は簡単に言うと自分の脂肪を胸に移す手術です。ですが実際は脂肪吸引と脂肪注入という2つの手術を同時にやっているようなものです。ここを理解していないと結果が大きく変わります。
脂肪吸引の技術
脂肪注入の技術
この2つが両方必要な手術です。
まず脂肪吸引の技術です。
脂肪をどこから取るかで体型の見え方は変わります。特に美容外科でよく言われるのがGポイントです。太もも外側のこの部分をうまく吸引すると脚が長く見えるシルエットを作ることができます。逆に下手な吸引だと凹凸や段差が出ます。
脂肪吸引のレベル差はかなり大きいです。
| 脂肪吸引技術 | 結果 |
|---|---|
| 層を理解して吸引 | 脚が長く見えるライン |
| 均一に吸引 | 滑らかなボディライン |
| 雑な吸引 | 段差・凹凸 |
次に脂肪注入の技術。
脂肪はただ入れればいいわけではありません。塊で入れると壊死やしこりになります。そこで世界的に使われているのがコールマン式脂肪注入です。コールマン法は少量を多層に分けて注入するという技術で、脂肪の定着率を高めるといった論文があります。現在の脂肪豊胸の技術ベースとなっています。
| 注入方法 | 特徴 |
|---|---|
| コールマン法 | 多層少量注入で定着率が高い |
| 大量注入 | しこりや壊死リスク |
| 表層のみ注入 | 吸収されやすい |
この技術は形成外科の脂肪移植の研究から発展しました。
実際に脂肪移植の研究はかなりあります。
| 論文 | 内容 |
|---|---|
| Coleman SR Plastic and Reconstructive Surgery | 脂肪移植の基本技術を提唱 |
| Khouri RK Plastic and Reconstructive Surgery | 脂肪生着率の研究 |
| Yoshimura K Plastic and Reconstructive Surgery | 幹細胞脂肪移植の研究 |
ここでよく話題になるのが幹細胞脂肪注入です。
脂肪に含まれる幹細胞を利用して定着率を高めるという考え方です。PRSでも脂肪処理システムの比較やランキングのような発表が出たことがあります。研究結果は論文によって違います。
| 研究テーマ | 結論 |
|---|---|
| 幹細胞添加脂肪移植 | 定着率向上の報告あり |
| 通常脂肪移植 | 差がないという報告もあり |
| 処理システム比較 | 明確な優劣なし |
つまり装置よりも技術の影響が大きいと言われています。
脂肪豊胸は機械で決まる手術ではありません。
医師の手技で結果が変わります。
まとめると脂肪豊胸はこの3つです。
| 重要ポイント | 内容 |
|---|---|
| 脂肪吸引 | ボディラインを作る |
| 脂肪注入 | 定着率を左右 |
| 医師の経験 | 結果を決める最大要素 |
SNSではカップ数ばかり強調されますが、本当に差が出るのは技術です。
脂肪吸引が下手だと脚が凸凹になります。
注入が下手だと胸がしこりになります。
つまり脂肪豊胸は胸の手術ではなく全身の手術です。
・脂肪吸引の症例数が多いか
・脂肪注入の論文や学会経験があるか
・形成外科のトレーニングを受けているか
医師選びは絶対妥協しないことをおすすめします。



