窓から隣の家の桜が一枝だけ見える。急に満開で、そこだけ明るくなっている。それなのに、この寒さ。まさに花冷えだ。この花冷えが二・三日続くと、桜は強さを増して長持ちするらしい。日曜開け花見散歩に遠出出来るかも・・・あるいは、9日の入学式に久しぶりに桜の有る式日になるかもしれない・・・と、ちょっと期待した。
ここ何日も、娘の仕事の都合で、孫の夕食作りをしている。よく食べてくれるのはうれしいが、翌日残り物で間に合わせる・・・という訳に行かず、毎日買い物だ。目に入る、あちこちの家の塀からあふれ出ている桜は、ふわふわで頬ずりしたくなるほど豊かに膨らんでいる。こりゃぁ、予定変更だ 桜の遊歩道を通って、別のスーパーに行こう・・・となってしまった。寒いためか、ポツポツと写真を撮っている人が居るけれど、敷物を敷いてのお花見の人が居なくて、ゆっくり桜を見上げ、写真を撮って歩いた。つい、スーパーへ曲がる道を通り越し、3時には家に帰るつもりがグーと遅れてしまった。
花が満開の時、葉が出ていることはあまりなかったのに、遊歩道の終わりに近づくにつれ、葉が出始めている木が何本も有って、ちょっとびっくり これでは、散り始めたら、終わりが早いかもしれない・・・と思った。いくら、花冷えで忍耐強い桜になっても、9日までは無理か・・・期待され過ぎて桜も気の毒・・・。
写真を開いて見ると少々不満。やっぱり、バックには青空が欲しい