ばぁば は今日もよっこらしょ

ばぁば は今日もよっこらしょ

主人が5年も入退院の末、ついに逝ってしまった。親、兄弟などの家族の中では一番の長生き。だから立派だったのかもしれない。
「一人」になったけど「独り」にならずに過ごしていきたいなぁ。

今朝、通路を塞ぐ超大きな傘にびっくりびっくりマーク 半開きで、門扉の前にデーンとひっくり返っている。よく、庭や、テラスで、テーブルの上に広げられているパラソルだ。

その太い軸棒の先が折れてギザギザ、周りにひん曲がった金具が付いていて、危なくて触れない。門扉を開けられないので、傘を閉じて、駐輪場に倒しておこうとしたが、私の力では閉じることが出来ない。仕方なく骨部分を回したり引いたりしてひとまず少し通路を作った。

門内に、こんな物が落ちているなんて、隣のマンションの屋上以外考えられない。落ちる時、よく我が家の窓ガラスに当たらなかったものだ。さらには、万一、門に当たって車を直撃していたらどうなったやら・・・と余計な心配をしてしまった。

それほど風が強かったわけではないので、雨の重みで軸が折れて落ちたのかもしれない。

3階に寝室が有る娘が、マンションの屋上に有ったのをちらっと見たことが有るというので、確信をもってマンションの家主さんの所に行った。「私のではないんですけど・・・でも、今はいない弟が屋上でビール飲みながら夕涼みするとかで、時々使っていたようで・・・今は屋上はあまり行かなくて・・・」と言った。2年くらい開いたまま、放ってあったらしい。よくそんなに持ったものだ。風や雨の強い日を何回も何回も・・・そりゃぁ、あの太い軸でも折れる日が来るわ・・・と文句の一つも言いたかったけれど、人も、家も、車も無事だったので、我慢して持って行ってもらった。とても一人では持てず手伝うことになったけれど・・・。

でも、本当に弟さんっていたの? 近所でも、それさえ知らない仲でのご近所トラブルだった。

【暑さに怖さが加わったとんでもない日だった】