2024/7/4落語 林家つる子師匠「子別れ」上野鈴本 | 「久蔵」と「ヒヨコ」の日記

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鈴本7月上席(7/1〜10)夜の部で主任(トリ)をつとめる林家つる子師匠の4日目の情報です。

15:50、並んでいるのは6人。

16:20過ぎ入場です。

今日の、つる子師匠の演目は「子別れ」。おおよそのあらすじと下げは以下。
お徳は息子の亀吉と2人暮らし。
昔、お徳は大工の熊五郎と世帯を持っており、亀吉と3人暮らしをしていた。
熊五郎は酒が入ると気が大きくなり人が変わる。遊女に入れあげた挙句、女房と大喧嘩をしてしまった。愛想を尽かせたお徳は大工道具の玄能だけを手元に持ち、息子の亀吉を連れて家を出て行ってしまう。

月日が流れ、お徳は苦労しながら亀吉との暮らしをしている。

ある日、亀吉が遅く帰って来た。そして手元に50銭の金を持っていた。お徳は盗んできたんじゃないかと亀吉を問い詰める。するとその金は父親の熊五郎からもらったと言うではないか。

さらに明日、うなぎをごちそうになるらしい。

翌日、お徳は亀吉にきれいな格好をさせ、うなぎ屋に送り出す。

どんな様子か気になり、お徳自身もうなぎ屋に行ってみる。

うなぎ屋の前の魚屋のお婆さんが、お徳の様子を見ていて、背中を押してくれる。

そのお婆さんは、あの芝浜のおかみさんだった人だ。

お徳は熊五郎と話をする。熊五郎は酒を一切たち、真面目に大工仕事をやっていると言う。

それで、また親子3人で暮らすことになる。

 

お徳「また元通りやり直せるのはこの子のおかげ 本当に子は鎹(かすがい)だね~」

亀吉「え?おいらが鎹だって?そうか だから昨日玄翁(げんのう)でぶつと言ったんだ

 

つる子師匠は女性目線で落語を語る。明日は「子別れ」の熊五郎の遊女の目線で落語をやるとの予告。ぜひ聞かずにはなるまい。

 

鈴本の出口でつる子師匠が本日もお見送りをしてくれた。客思いに頭が下がる。