映画0134 2024/05/28碁盤斬りを観て これは人情噺だ!! 泣けた | 「久蔵」と「ヒヨコ」の日記

「久蔵」と「ヒヨコ」の日記

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この映画を観終わったあと、

人情噺だと思いました。

そう、落語の人情噺です。

このブログを書くにあたり、

情報を収集すると古典落語の演目が題材になっているとのこと。

なるほどと感じ入りました。

落語の演目は聴いたことはないですが、

道理で話しがこなれていると思いました。

もちろん、脚本がいいからです。

 

作品の情報は以下の通りです。

監督:白石和彌 脚本:加藤正人 古典落語の演目「柳田格之進」が題材

音楽:阿部海太郎

主演:柳田格之進 草彅剛

出演:お絹 清原果耶、萬屋源兵衛 國村隼、弥吉 中川大志、柴田兵庫 斎藤工、お庚 小泉今日子、市村正親、他

 

冤罪事件に武士の誇りをかけて臨む姿を描いた映画です。

これに敵討ち・狩野探幽の掛け軸さがし、碁の勝負、娘の身売りなどの話が絡みます。

 

ネタバレしないようにキーワード風に以下に感想などを記述します。
 

武士の誇りを捨てない実直な性格なのに土下座をします。

だから、人が動きます。

 

殺陣がリアルです。

 

國村隼さん、斎藤工さん、市村正親さんは当然として、

草彅剛さん、清原果耶さん、中川大志さん、小泉今日子さんの演技がいいです。

 

対峙役の柴田兵庫の「彦根一の碁指し」というセリフの叫びは誰に向かっているのでしょうか。

賭け碁会所の人?、自分に言い聞かせた?、気になります。

主人公や観客はそうでないことを知っています。

 

「塩尻」、「大晦日」の字幕とこれも言うのでしょうか。

文字表示が気になりました。

そもそも「塩尻」の字幕は必要なのか、

映像化の方法は色々有るはずだと思いました。

最後の段階で付けたのでしょうか。

 

まぁ、こんな小さなことしか指摘できないほど完成度が高い作品です。

 

やはり、時代劇は最高です。

この映画も最高でした。

泣けました。

 

(0134は本ブログの映画鑑賞記録の番号です)

★★★★★

 

彦根藩が関連する映画に「切腹」があります。

小林正樹監督 脚本:橋本忍 音楽:武満徹

主演:仲代達矢 出演: 三国廉太郎、他

滝口康彦の小説「異聞浪人記」が原作で

「武士の面目は表面だけを飾るもの」がテーマ

1962年9月公開

これは大昔のチネチッタの名作日本映画オールナイト(勝手に名付けをしました)で観ました。

 

これのリメイク版に以下があります。

0086 2011/10/19 一命

監督:三池崇史 脚本:山岸きくみ 音楽:坂本龍一

主演:市川海老蔵(十三代 市川團十郎) 出演: 役所広司、他
(0086は本ブログの映画鑑賞記録の番号です)
 
これらの映画も最高でした。
 
★★★★★
この春、真打ちになられた「林屋つる子」師匠の「柳田格之進」をぜひ聴きたいです。