昨日は羊文学@恵比寿リキッドルームのライブを。

今年2月のWet Legのライブのゲストで初めて観て、滅茶苦茶かっこいいなと思って、ワンマン観たくて観に行った今回。

敢えてカタルシスを抜いた感じで、その分よりシンプルに歌い鳴らすライブは、より深い所で羊文学の世界観を存分に堪能する事が出来て、素晴らしいライブだった。


よりシンプルに、よりストイックに歌い演奏されていて、余計な感情移入を寄せ付けずに真っ直ぐに突き進んで行くような姿がとてもカッコ良かったし、純粋で誠実で濁りのない格好良さがそこには溢れていた。


序盤で数曲演った辺りの曲の間奏の所で、モエカさんが中央に寄って来て、ギターを弾きながら踊るようなその姿と表情がとても素敵だった。


新旧満遍なく演っている感じだったみたいだけど、どの時代の曲達も現在の視点で真っ直ぐにひたすら前を歩いて行くその徹底ぶりには釘付けにならずにはいられなかった。


ひたすら真っ直ぐに進み行くからこそ、逆にあまり起伏がなかったように思う反面、グルーヴ感を感じられる所での素晴らしさはあまりにも最高過ぎたし、所々で歌われて行くその言葉に思わずグッと来る物があったのがとても良かった。


中盤辺りで良いのかな?

ライティングがよりシンプルになった所での、羊文学の世界観の深さを極めて行くのと共鳴するかのように演出されて行く空間が素晴らしかったし、まるで果てしない海の底へと到達して行く事で、今回のライブの頂点を極めて行くようなあの深さは凄まじい物があった。


途中、ハードコアな人が乱入してのパフォーマンスは驚きつつも、とても良い感じに激しさを剥き出しにしていたのが思わず笑っちゃう位にとても良かったし、バンドの確固たる土台があるからこそ迎え入れる事が出来るし、何処までも自由に演れるし行けるのだろうなと思った。


派手さがない分、ひたすらストイックに歌い鳴らす事での深さから尋常じゃない素晴らしさが溢れていたし、その深さに触れる事が出来るからこそのバンドの凄さがそこにはあったように思った。


グっと深く潜り込んだ所から浮上して来るのように感じられた最後の展開が最高にカッコ良かったし、特に「Dogs」の生々しい格好良さは圧巻だった。


アンコールでは演奏する前にリキッドルーム22周年おめでとうございますの話になって、モエカさんが私たちまだまだだなと言ってたりとか、久し振りの曲なのか、リリースしてから年数の経った曲の事をモエカさんとゆりかさんが曲というより音って言ってたのが面白かったり、モエカさんのリキッドルーム22周年おめでとうに併せてYunaさんがスティックでパチパチしてたのが良かったりと。


アンコール2曲演って、最後の曲は最新の所しか聴いてない自分としてはとても嬉しい驚きを覚えたし、バンドのグルーヴ感の素晴らしさをまた改めて実感せずにはいられなかった。

シンプルなんだけど、凄まじい底力が溢れているようにも思ったし、曲を知り体感する事で羊文学の素晴らしさ、その世界観をもっと触れて行けたら良いなと思った。


あとモエカさんとゆりかさんがYunaさんのドラムの目の前に寄って来ての、3人の画になる姿はロックバンドの格好良さとその魅力が凝縮されているなと改めて思う。


最新作以外のアルバムをある程度聴き込んで行けたらもっと良かったなというのは正直あるけど、HorsegirlやWet Legとの親和性を感じながらワンマンを観れたのはとても良かったし、今後羊文学の素晴らしさを自分の中でもっと深めて行きたい所。

次回は秋のツアーで最終日、代々木で観るのでとても楽しみです。