昨夜は‪ザ・ストリート・スライダーズ@ NHKホールのライブを。‬

‪シンプルに着飾る事なく、どっしりと根を張って行くようなロックンロールは円熟味が何処までも増し続けながら、鳴り響かせて行く4人の姿と演奏があまりにもカッコ良過ぎたあっという間の約2時間。‬
‪全てが最高だった。‬

4人がステージに立ち、繰り広げて行く演奏は自然と何処までも深く響く物があったし、特別な感じは何一つないのに、この4人だからこそ何処までも行ける素晴らしい歌と演奏を存分に堪能する事が出来た。

ハリーが歌う中で感じるその詩からは、何処となく生きる苦さが滲んでいたように感じたけど、当たり前のように過ごして来た様々な事をこの歌と演奏に集約して、年輪を刻み込んで行くかのように披露されて行く曲達と演奏の素晴らしさがあまりにも最高過ぎた。

ハリーがとてもゴキゲンだったのが観ていてとても嬉しかったし、それが伝わって来る歌と演奏の素晴らしさは格別な物があった。
昨日は特に派手さもなかったのにも関わらず、すてーびに立ち、丹念に歌い鳴らす事の絶対的な凄まじさが溢れてように思う。

市川さんとZUZUさんとリズム隊の素晴らしさを実感しながら、ハリーと蘭丸が向き合ってギターを弾く時の格好良さがあまりにも最高過ぎたし、その動き一つ一つが画になる格好良さが溢れていたのがまた素晴らしかったな。

「So Heavy」の時だったか、マイクスタンドのマイクをガッと掴んで歌うハリーの格好良さがまた最高だったね。

スライダーズを通して久し振りにロックンロールの絶対的な格好良さを心ゆくまで体感する嬉しさを噛み締めずにはいられなかったし、感傷的な事が何一つなく現在を鳴らして魅せるロックンロールの格好良さがあまりにも最高過ぎた今回のライブ。

ストリート・スライダーズという名のロックンロール列車に乗って、歌と演奏で巡る旅はスライダーズの懐の深さを強く感じながら、歌と音に焼き付いた様々な景色や人生に於けるあらゆる感情が滲む素晴らしい時間と空間だった。

全てが終わり、鳴り止まない事のない拍手の中でステージを‪去り、そのステージから去った袖の所でハリーと蘭丸ハグしてたのが見えて、とても嬉しかった。‬
‪スライダーズ演ってくれて本当にありがとう。‬

昨日でストリート・スライダーズの40周年記念プロジェクトが終わった。
昨年9月のLINE CUBE SHIBUYAと昨日のNHKホールに観に行けたけど、スライダーズの格好良さ、その素晴らしさを改めて体感する事が出来て、とても嬉しく思えた素晴らしいライブでした。
ありがとうございました。