昨夜はBONNIE PINK@ビルボードライブ東京、2nd Stageのライブを。‬
‪7月に品川で観た以来の今回、生々しい鼓動や躍動が瑞々しく弾けながら、途中から丁寧に聴かせて魅せる歌声とその演奏の果てしない深まり具合がとにかく圧巻だった素晴らしいライブ。‬
‪全てが最高だった。‬

‪7月の品川は久し振り感もあったし、何処か様子見しながら観ていた所はあったけど。‬
‪でも今日のライブはより深化して、進化した素晴らしい歌声と演奏を存分に堪能出来たし、2023年の現在のBONNIE PINKの素晴らしさが溢れまくっていた。‬

‪ドラムの白根さんの叩きっぷりが熱く瑞々しく弾けて行くその感じに乗っかりながら、BONNIE PINKの歌声とそのパフォーマンス、バンドの演奏を体感しながら全ての躍動や鼓動が弾けて行く感じがあまりにも最高過ぎて。‬

‪BONNIE PINKの歌とパフォーマンスの躍動を感じながら、八橋さんのさりげなく彩る超絶ギター、より全てを深めて行く正人さんのベースのグルーヴ感を楽しみながら、展開して行くその過程はBONNIE PINKもバンドも引っくるめての魅力が全開になってて、序盤から最高過ぎた。‬

‪久しぶりに聴けたあの曲がとても嬉しかったし、シンプルにボニーの歌声とバンドの格好良さが2023年の現在の最高の形として披露されていたし、着飾る事なくシンプルに真っ直ぐに情熱が心地良く溢れていたのが素晴らしかった。‬

MCを挟んで再び披露する曲達は、様々な表情や景色を浮かび上がらせながら、何処にどう行ってもBONNIE PINKの揺るぎないその世界観を何処までも深めて行く歌と演奏がさりげなく凄まじかったし、同時にとてもシンプルに真っ直ぐに純粋な情熱や想いが溢れていた。‬

最新アルバム「Infinity」の曲達を軸にして披露されて行く中で、特に‪「Last Kiss」でのボニーの歌声の素晴らしさを心から堪能出来る幸せを噛み締めずにはいられなかったし、歌声の美しさ、誠実に切実に溢れて行く情熱を手に取るかのように感じられるあの素晴らしさは只々最高だった。‬

‪そして最新アルバム「Infinity」の曲達が披露される事でボニーの最新の世界観を存分に堪能しながら「Infinity」の素晴らしさを深める事が出来たように思う。‬
‪派手さはないけど、丹念に誠実に真っ直ぐに歌い演奏するその世界観の果てしない深さがとにかく素晴らしかった。‬

‪昨夜のMCは一段と長くて笑える所が沢山あって楽しかったな。‬
‪大阪でエルトン・ジョンの曲を披露しただったかな?‬
‪それが全くSNSで触れられなかった話や、塩沢ときとかね。‬
‪年代を実感する話にかなり笑った(笑)‬

‪白根さんはディオールのシースルーなシャツを着ていてイジられていたり、ボニーの容赦無さが炸裂していた感がかなりある。
‪MCの掛けあいがとても面白くて八橋ささんは安定の、って感じだったけど、今日は白根さんの新たな魅力全開でしたね。‬
‪あれは笑うわ(笑)‬

‪しかしまさかドラムの白根さんがまさかの「兄弟船」を披露するとは...(笑)‬
‪しっかりと追い込んで行くBONNIE PINK、「兄弟船」を歌うがっつりと見るBONNIE PINK、その光景を見ながら途中吹き出しててかなり笑った(笑)‬

その歌声はそのまま演歌歌手デビューしましょうよって位にはとても良かったし、あの美声最高だったけど。
でも白根さん、本編終わって捌ける時に泣く仕草をしていて、まあそうなるよね...(笑)

笑いで砕けたその空気を最新アルバム「Infinity」の曲達を披露して行く事でいつも通りのライブ空間に戻って行ってたのは流石の一言だったけど、プリンスの書いた曲でシネイド・オコナーのカバーを披露した後か、青春を彩ってくれた人の死の話は自分も今そうだし、みんなそれぞれにあるよなと改めて。‬
‪そして引退を何処でするとか、いつかはやって来るいくつかの話は色々と考えさせられる物があった。

BONNIE PINKのカバーは前にマイケル・ジャクソンとか昨年はオリビア・ニュートン・ジョンを演っていたけど、元のアーティストの良さとBONNIE PINKが新たに再構築するからこそのカバーの面白さがとても楽しめるから、また機会があればカバーも聴きたいな。

‪「Bettersweet」で最新アルバム「Infinity」の世界観を改めて楽しみながら、「A Perfect Sky」で太陽の光を差し込むあの感じは、それまでがとても深い所で演っていたように感じられていたからこそ、よりその光の輝きを浴びながら観る事が出来たかなと。‬

‪八橋さんがアコギを弾く曲達の躍動が物凄く良かったなという実感があるし、ライブ何本か演って来た事が昨日の演奏の素晴らしさに繋がって行くと思うんだけど、ここ数年観ているBONNIE PINKのライブの中でも昨日はダントツで良かった。‬

‪そして本編最後の「Control」が滅茶苦茶良かった。‬
‪ステージのカーテンが開いて六本木の夜景が拡がるのをバックに歌い演奏する中で、その後ろ姿、背中を見つつ誠実に切実に歌うボニーの姿に釘付けになりながら、ちょっぴり泣けてしまった。‬

‪窓に映る歌うその後ろ姿とその背中にボニーの絶対的な存在感と揺るぎない信念が溢れ行く中で、ギターを弾きながら歌うその姿は歌う事で一つ一つ、真っ直ぐに前へと歩いて行くように感じられて。‬

そして窓越しに映る背中からはこれまでの歩みを、ギターを弾きながら歌うその姿からは、これから進む未来のその先へというのを感じられた素晴らしい場面だった。

本編が終わり、‪アンコールに応えて登場したのは良いのだが、MCの長さにちょっと怒られたらしい話や終電大丈夫?にはもう苦笑いするしかなかったけど(笑)‬
‪でも楽しい事が一番だからとか言ってたと思うんだけど、それは全くもってその通りだよなと。‬

‪アンコールでは最後に久しぶりに「Is This Love?」を聴けたのが最高だった。‬
‪以前はあったけど、ここ最近なかった躍動が帰って来た実感があったし、現在のBONNIE PINKの世界観の果てしない深さがあるからこそ、この躍動が活きる歌と演奏とパフォーマンスが素晴らしかった。‬

‪昨日ライブ観ていて、BONNIE PINKの音楽は日常のあらゆる事にさりげなく寄り添ってくれる音楽だなと思った。‬
‪楽しい事が一番だけど、そうじゃない所にもしっかり寄り添ってくれるからこその音楽だよなと。

何よりも最新アルバム「Infinity」の世界観を存分に堪能する事が出来たし、その世界観を自分の中で深める事が出来てとても嬉しいライブで、2023年の現在のBONNIE PINKをしっかりと楽しむ事が出来て、全てが最高でした。‬