昨夜はBUCK∞TICK「Ruby Horizon 60」@ SGC HALL ARIAKEのライブを。
序盤の展開はやけに落ち着き過ぎている感じがしたけど、櫻井さんの魂をステージに呼び寄せて披露された所から、シンプルで時に重厚感が凄まじいキレッキレのロックバンドの格好良さが爆発していて、あまりにも最高過ぎた。

ステージが暗転して鳴り響くそのSEが新たな物になっていて、4人が登場する時の格好良さやシンプルさを感じたし、開演前に流れていたトレント・レズナー & アッティカス・ロスの良さと紡がれて行く所もあって、とても良かった。

1曲目が昨年の終わりからコンティニューするかのような「スピード」には嬉しさと驚きを覚えつつ、2026年のBUCK∞TICKの始まりを体感しながら、その後の「渋谷ハリアッパ!」の途中で今井さんが星野さんの還暦を祝うその展開が少し強引に入れて来ている所で微笑ましさを感じたりして。

3階席で観ていて、音響がとても良かったし、それぞれの音色がしっかりと感じながら一つの空間として楽しめるこの嬉しさは格別な物があった。
でも昨年のツアーで自由奔放さが凄まじかったからこそ、そういう曲が組み込まれていた昨日の序盤を観ていて落ち着き過ぎていたように感じてしまったんだろうなと、こうやって書いていて思う。
とは言え、なんだかんだ思いつつもしっかりと盛り上がる事が出来たし、特に「スブロサ SUBROSA」での剣を持った中世の騎士のような佇まいでパフォーマンスする星野さんの凄まじい格好良さはたまらないものがあった。
あのアグレッシブ感、最高過ぎる。

昨日は割とシンプルめなセットだったけど、そのせいもあってか、4人がステージに立つその構図の素晴らしさが際立っていた。
そんな中、「From Now On 」での終わりへと向かって行く中でのユータさんのベースが奏でるグルーヴが圧巻だったし、その先を駆け抜けて行くようなスピード感には釘付けにならずにはいられない凄まじさが溢れていた。

作り込んで行く事での凄まじさがBUCK-TICK、BUCK∞TICKにおける最大の魅力の一つであると個人的には思っていたりするけど、シンプルな所でしっかりと強くその音色や存在感を体感出来る嬉しさを実感出来る事って、他には変えられない物があるよなと。

シンプルさと言う所で言えば、「雷神 風神 - レゾナンス」を披露する前に今井さんが掻き鳴らしていたギターの格好良さもたまらない物があった。
ロックンロールの格好良さとギタリストの格好良さがそこにはあったし、そこから一気に頂点を更新して行きながら、その先に拡がる空の景色を魅せて行くような4人の格好良さが圧巻で。最新が最高のBUCK-TICK、BUCK∞TICKの真骨頂ぶりがここにはあった。

ギターを掻き鳴らす事での格好良さと言えば、「SANE」の前段の所もそうだった。
しかし「SANE」には完全ヤラれた。
ステージ立つ4人を通して櫻井さんをこうやって感じられる事で櫻井さんの温もりを感じられたし、この空間のど真ん中に櫻井さんがこうやって現れる事は嬉しくもあり、悲しくもあるけども。
それでもこうやって櫻井さんを感じられる事は、改めて幸せな事だと思わずにはいられなかった。

曲を始めるその前に今井さんが物事には順序があって、冥王星で死ぬのは何番目なのか、意味分かんねえとか言ってたのには笑ったけど、そこからの「冥王星で死ね」で血湧き上がり肉踊るあの重厚感溢れる格好良さがあまりにも最高過ぎて。
「THE FALLING DOWN」での重戦車的な重厚感を手に突き進んで行くような、あのキレッキレな格好良さはロックンロールの格好良さを改めて実感しながら、ロックバンドとしてのBUCK∞TICKの格好良さが更新されていたように思ったし、凄まじさがハンパなかった。

「ガブリエルのラッパ」がまた最高だった。
今井さんのダークヒーロー的な格好良さを体感して行く中で、星野さんのギタープレイの格好良さがまた更新されていたのが素晴らしかった。
この曲に於ける星野さんのギターで、ここがこうだったらもっと良いのになと思っていた所が、思っていたのとは違う形で凄まじさが剥き出しになって行くあの展開があまりにも最高過ぎて。
BUCK∞TICKのダークな深淵に触れる事で感じる光がそこにはあったし、作り込まれた世界観の凄まじさがたまらなく良かった。

そして本編最後の「BOY septem peccata mortalia」の重厚感溢れるキレッキレぶりがあまりにも最高過ぎたけど、シンプルにロックバンドとしてのBUCK∞TICKの格好良さが溢れていたし、時を超えた所での瑞々しさと最新が最高という積み重ねが出来て来ているからこその問答無用の凄まじさがあまりにも圧巻だった。

本編が終わりアンコールへと。
アニイが1人で登場してのドラムソロは、現在が一番最高である事を更に更新して行くような凄まじい叩きっぷりがあまりにも最高過ぎたし、瑞々しい純度の高い熱量が溢れまくっていたのがたまらなく良かった。

そして星野さんの還暦祝いへと展開して行くのだが、とても楽しい時間だった。星野さんの写真を元にして映像で見る、星野さんの歴史がそこにはあった中で、ユータさんが一緒に写ってる写真はNGになったとか話していたのには思わず笑ってしまった(笑)
お祝いのケーキと共にしての記念撮影、場内全体を映し出しながらのお祝いする空間はたまらない物があったし、星野さんの期待に応えての姿や立ち振る舞いの素晴らしさはホント最高だったなと。

特別な時間と空間の中で、dropzの曲を披露した事には驚いた。うっすらとは知っている位で、ちゃんと聴いた事はなかったけど、こうやって初めて聴いたら滅茶苦茶カッコ良かったな。
洗練されていて、最新の所で鳴り響かせていたのが素晴らしかった。 

そしてまさかの「ダンス天国」には驚いたけど、盛り上がらずにはいられなかった。
あまりにも最高過ぎた。
星野さんの艶っぽさと響き合ってるあの感じがたまらなく良かった。

後のLUNA SEAのJさんがゲストで呼び込まれての流れでは、Jさんの熱さや声の大きさが印象的な中で、ルナフェスでの御礼と、LUNA SEA個々の気持ちを示しながらのパフォーマンスが最高に格好良かったし、その関係性が滲み出ていたのがとても良かった。

「TIKI TIKI BOOM」「ICONOCLASM」は、最新が最高を更に更新して聴かせて魅せて行ってたし、時を超えて現在を紡いで行く凄まじさに溢れていた。
より瑞々しく先鋭的で、純粋に研ぎ澄まされて行くからこそ溢れゆく格好良さは、時代を超えた所での普遍性を兼ね備えている物であるからこそ、あまりにも最高過ぎた。

最後の曲に行く前の今井さんの一言は、櫻井さんと共にという所での愛や重みがそこにはあって。
変わりゆくものと変わらないものの狭間で櫻井さんの鼓動を体感出来る空間はここだけだし、未来へと進み行く中で大切にして行くべき物は変わらずだからこそ、櫻井さんに対する想いを感じられる所にグッと来ずにはいられない。

「Baby, I want you.」での盛り上がりは壮観だったし、5人でのBUCK-TICK、4人でのBUCK∞TICKが深く溶け合って行くからこその現在がそこにはあって。
喪失の先で現在を奏で続けるからこその悲しみや寂しさを覚える事もあれば、現在を奏で続けるからこその感じられる喜びや楽しさがあるからこそ、他には変えられない唯一無二の凄さがここにあるのだと。
そんな事を思った。

全ての演奏を終えて星野さんが喋り始めて、喋ろうと思っていた今井さんが星野さんに怒っていた場面には思わず笑ってしまったけど、星野さんの人柄が出ていたのが滅茶苦茶良かったし、健康に気を付けてなるべく元気に最高の音を奏で続けて欲しいなと思った。
星野さんの「好きっ」の破壊力、凄まじい物があったな。
そして今井さんが櫻井さんに星野さんが還暦だってさって言ってた所にはまたグッと来た。共に歩んで来た人生を感じずにはいられなかった。

2026年のBUCK∞TICK最初のライブで、星野さんの還暦を祝う事が出来て、しっかりと楽しむ事が出来て良かった。4人共なるべく健康で、最高にかっこいい音楽を奏で続けて欲しいし、歳を取ると当たり前の物が当たり前ではなくなって行く現実もあるからこそ、こうやってライブを観れて良かったです。