アラームをかけた時間より1時間早く目が覚める。
外を見れば、雪が降っていた。
「よし。歩いて行こう。」と決断するのは早かった。
4時30分に家を出た。職場までは約1時間。
今の職場に勤めてから過去に三度、雪の中を歩いて職場まで向かった事がある。
1度目は地獄だった。2度目はまだ天国。此度は2度目と同じ難易度でした。
途中、電車に乗ろうとしたが、
『次の電車まであと20分。待てない』
仕方なく次の駅まで歩く。 途中、電車は横切らなかった。 さて次の駅では
『改札に人が多かった』『時間通りに運行していない?』
仕方ないから職場まで、歩き続けた。耳にイヤホンを入れて。
職場までの道中、雪は徐々に徐々にと雨へと変わり、職場に着いた頃には、憎き雪から親しき雨へ。
しかも更に憎きこと、職場の他の人たちは、いつも通りの通勤手段で着ていくた?
1時間早く起きて、歩いてきた自分はなんなのか・・・。
自分が惨めに思えてき、刹那にではあるが、職場の人間に対し理不尽に憎んでみたりしたが、
「馬鹿なことを考えるな。こうして歩いてきたからか、いつもより集中力がよかったじゃないか。」
と、言い聞かせ、自制、戒めた。
いまだ自分は心身未熟。 研くのを怠ったりしない。