顧客開拓は二枚舌もやむなし!フィリップ・コトラーのSTP⑥ | 法人営業☆新規顧客開拓のツボとコツ

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こんにちは、ワッキー☆売上倍増アドバイザーです。  

同じ規模、業種の会社でも部署毎のニーズは異なり、最終的に何を優先させて何を劣後させるが把握できると、さらに絞り込だセグメンテーションができます。

連結決算のパッケージソフトウェアを導入する場合の一例です。

・経理:使い勝手の良さ、作業工数削減、俗人化防止(不正・ミス)

・情報システム:操作感より安定性、セキュリティー、手厚いサポート

・経営企画:決算情報を投資家に開示するまでの期間短縮、正確性

基本的に会計ソフトは経理の人しか使わないので、経理以外の部署では機能・性能・使い勝手には無関心です。

逆に、内部統制に対応し法律にのっとった処理ができるか?、投資家に対し間違った数値を発表してしまうリスクはないか?、決算数値を投資家に開示するまえに外部に漏れるリスクはないか?という面を気にします。


会計ソフトのような特定の部門でしか使用しない業務ソフトを購入する際、現場部門の声が通るのか、それとも情報システム部の評価に従うのかを事前に把握しておくことができれば、効率的な営業活動ができます。


余談になりますが、同じ部署でも役職毎にニーズが異なります。

営業の現場ではかなりきわどい駆け引きが行われてます。

経理担当者向け売り込み:このソフトを使うと作業効率が良くなる。浮いた時間で本来の仕事をしてください。

役員向け売り込み:このソフトを導入いただければ、人員を1名削減できます。十分ペイしますよ。


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