ホーリーフェスティバルdeパニック | ペルペルペルナンドのシンシンシンジャポーン!

ペルペルペルナンドのシンシンシンジャポーン!

元シンガポール駐妻のペルナンドです。私のくだらぬ日常と、時々愛すべきシンガポールネタ(回想)を織り混ぜてお送りしております。よろしくお願い致します。

今更ですが先日

 

春の訪れをお祝いするインドのお祭り

 

ホーリーフェスティバルに参加致しました。

 

分かりやすく言えば

 

カラフルに着色された粉をまき散らかしてわいのわいのするイベント

 

いわばインド版カラーラン(走らないけど)です。

 

インドだけでなく、今や世界中で開催されているこのホーリーフェスティバル

 

シンガポールでも各地で行われておりましたが、今回はチケット代がリーズナブルだったケンバンガンMRT駅前でのイベントへ。

 

$10で小さなパックのジュースとカラーパウダー3色付きでした。

 

チケットはオンラインでポチっとな。

 

当日はコリアンの友人とはりきってオープンの16:00に会場入り。

 

案の定オンタイムではご覧のような閑散具合。

こういうのを想像していたけどまだ時間が早過ぎたようでした。

(出典:7Emilate)

 

ということでとりあえず小躍りしながら静かにそして地味に粉を塗りたくり合う。

日を遮るものが一切ないので西日の直射日光が厳しい。

 

オープン30分後くらいから徐々に人が増え始め、そのうち係の人が大きな皿に山盛りの粉を持って登場。

 

それを芝生の上に置いた瞬間、皆ワーっとそこに群がり粉まき散らかし放題。

その残骸。

 

インド系DJのナイスボリウッドミュージックも相まっておおいに盛り上がった若者たちはだいぶ粉まみれに。

例にもれずアラサーの私たちも。

子供たちによるボリウッドダンスショーもありました。

そんなこんなで初ホーリーをエンジョイしていたのですが

 

開始1時間で運悪く大雨に見舞われる雨女ペルナンド。

 

テントの下で雨宿りをしていたのですがやむ気配なし。

 

時間は短かけれど十分やりきった感があったので解散することに。

 

帰りついでに入場口を見ると今から入る人々が大行列を成していました。早く来ておいてよかった。

 

さて

 

できる限り体中についた粉をはたいたものの、かなりの汚れ具合で電車に乗らねばならず…

 

乗車拒否されたらどうしよう

 

と思っていたそばから

 

ハロー、レイディーズ!

 

と声をかけられ

 

あわわわわ…怒られる…

 

と恐る恐る振り返ると

 

そこにはMRTスタッフのおじさんが2名。

 

そして

 

ユベリビューティホーラー!

(you very beautiful lah)

 

ハハハ!

 

 

こんなんで電車乗ってもいいんだね。

乗り換えで友人と別れてから1人になったとたん、人々の視線が刺さりまくったけれど何事もなかったように前を見据えて仁王立ち。

 

なにはともあれ

 

とても楽しかった。

 

しかしここから

 

予想だにしない波乱の展開が。←大げさ

 

スタジアムに用事があったので、そこに寄りついでにシャワーを浴びることにしたペルナンド。

 

早速石鹸をつけてゴシゴシ

 

ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

 

 

驚くほどびくともしないカラーパウダー。

 

えええ

 

一旦流して、もう1度ボディーソープをつけてこすってみるもとれる気配は全くなく

 

オーマイガー。

 

カラーランの時は簡単に落ちたのに…

 

まぁでも体は最悪ついたままでもいいか。

 

きっと顔はクレンジングを使うし大丈夫!

 

よく落ちるオイルでくるくるくるくるお水をバシャリでハイすっきり!

 

 

 

 

 

 

 

張り詰めた〜弓の〜

 

こんな残り方ある?

 

Tゾーンと鼻の下というマヌケ極まりない場所にだけピンク色がゴリゴリに色素沈着。

 

今から友人たちと食事だというのに。

 

もう時間もなかったのでやむを得ずそのまま保湿&厚めにコンシーラーとお粉をはたき

 

体ももれなくピンクの色素が強く残ってしまったため

 

全体的に日焼けし過ぎたのか、はたまた暴力でもふるわれているのかといういらぬ憶測を招きかねない微妙な色味で着地。

 

そんな中思い出してしまった

 

やばい

 

明日はフラダンスの発表の日だった。

 

わけあって翌日の夕方から友人と2人でフラダンスを披露する予定が。

 

これは困ったことになったぞ。

 

友人に何て言おうか。汗

 

ていうかあの粉

 

一体何使って作っとんねん!

 

ヘナか、ヘナでも入れとんのかというくらいのスタボーンさやでしかし。

 

不思議と顔の塗料はいつのまにか消えていたのですが

 

体、髪の毛ともに翌朝も依然ピンクのまま。

 

夕方までになんとか落とさねば…

 

てなわけで

 

ネットで検索をかけるとすぐに "How to remove Holi colors"的な記事を発見。やはりみんなとれなくて悩むんだな。

 

それをかたっぱしからチェック&トライ。

 

しかし

 

ココナッツオイル、オリーブオイル、レモン汁、ハチミツ…全て撃沈。

 

いろんな方法を試しまくった腕はもはやガサガサ。

 

お、このスクラブはどうだろう

 

なになに材料はレモン汁とハチミツとひよこ豆の粉末…と?…ターメリック

 

ほう…

 

こちらは?

 

トマトとパパイヤとひよこ豆の粉末…

 

とターメリック

 

材料のクセ。

 

youtubeのポストもいくつも見ましたが参考にならず。

 

でも個人的にこのおじさんの映像が愛くるしくてお気に入り。

 

いや、お気に入りとか言うてる場合じゃない。

 

インド在住日本人の方々のブログにも辿り着きましたが皆

 

1週間は落ちません。

 

と書いている。

 

ダメだこりゃあきらめよう。

 

そんなこんなで結局色を落とすことはできず、うすら赤いまま踊ることになりにけり。

 

しかも汗をかくと衣服に色がうつるという厄介な事情を抱え、衣装は直前まで着れず。(洗濯すれば普通に落ちたが)

 

幸い派手に色が残っていたのは腕の後ろ側だったため、なんとか人々の気を散らさずに終了。

 

松崎しげるばりの色黒のおかけで日焼けと思われたようです。

 

その後完全に落ちきるのに3,4日かかり、髪の毛にいたってはブリーチしていた部分にピンクの色素が入り込んでしまったのか未だ赤いまま。

 

透明のポリッシュを塗っていたはずの爪もすっかりピンク

 

その日に履いていたサンダルもゴールドのビーズが片方だけピンク色に染まってしまいました。

 

いやはや

 

あまりにも凄まじき代償。

 

カラーランの時はいとも簡単に落とせていたのでなめていました。

 

粉の成分が完全に違うとみた。

 

よって参加する際は

 

覚悟して挑んでください。爆

 

まぁ

 

いろいろと大変でしたが念願かなってのホーリーフェスティバルでした。

 

結論としてはやっぱり

 

楽しかった!!

 

に尽きますが。

 

だらだらとした長文をお読み頂き誠にありがとうございました。

 

それではまた。