1年次最後の講義である「家族法」の補講があった木曜に「担保物権法」の成績が発表。
返却された答案の余白に、
「せっかくの実力が答案に反映されていません。ぜひともノートを作成して知識を整理することをお勧めします。」
とアドバイスが書き込まれていたところからすると、平常点(配点20点)ではかなり評価が高かったことが窺われますが、結果は総合成績「B」。
期末試験は配点80点中6割7分5厘相当の54点だったので、下手をすれば(平常点が20点中15点以下ならば)「C」もあり得た、ということですからナンとも複雑な気分
いったい、あの自信はナンだったのだろう
これで、残る「家族法」の結果を待つまでもなく、1年次のGPAは目標の2.5を下回ることが確定
「家族法」が「A+」であればGPA2.47、「A」だと2.4ピッタリとなります(「B」以下は考えられないので省略)。
補講を終えた帰途、憲法担当で現在法科大学院長(専攻長)の教官と同じ電車に乗り合わせ、
「GPAの目安ってどんなモンなんでしょうか?」
と尋ねたところ、
「そうねぇ、だいたい0.8刻みの5段階で考えるのだけれども、オール「A+」の4.0はあり得ないし、0.8以下はもちろん落第。」
「3.2を超えれば本試験1発合格確実のレベルですよ。進級要件(1.5以上)ギリギリの1.6はローを修了できるというだけで、正直言って合格は厳しいよね。」
とのご託宣。
「では、2.5前後っていうのはどうなんでしょう?」
と恐る恐る聞くと、
「2.4以上ならば、まぁ、悪くはないと思いますよ。でも『5振』(受験資格である修了後5年以内に合格できない)はないだろう、という程度だから栄離庵さんは頑張らないとね(苦笑)。」
アララ、ご存知というか気取られていたのね
たしかに、修了後5年って、ワタシ、56歳になっています
帰宅してネット検索すると同じような説明で、
「3.2を超えれば『ものすごく優秀』で、2.9~3.2でも『優秀』だといえます。2.4~2.8が『平均』になりますが、それ未満は勉強不足です。」
って、ワタシ、「平均」の最下層=中の下じゃない
なんか、すごいショック
今まで皮算用してきた自分が間抜けであったことを痛感した今日この頃です。