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치맥(BIGSTARで妄想)

BIGSTARで妄想を書き綴ってます。
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リクエストは受付ます。しかし、思いつかなかったら書けませんので悪しからずww

今日は私の歓迎会のため、全員定時で仕事を切り上げる。

同僚と予約した店に向かう。
会社からほど近い狎鴎亭にある、とある焼肉店だった。
いつも韓国に遊びに来る時は友人とサムギョプサルやチヂミ、冷麺など定番の物を食べていた。
それと似たり寄ったりではあったが、やはり韓国人が選ぶ店だけあってめちゃくちゃ美味しかった。
上司や先輩に気兼ねなく飲めとどんどん注がれる。あまりお酒は強くないが、断る訳にはいかない雰囲気だった。
緊張しているせいか、どれだけ飲んでも酔うことはなかった。
飲み会が終わり、解散になる。
同僚が気を利かせて、歳の近い同僚3人を誘い、飲み直そうと二軒めへ連れて行ってくれた。

そこでは緊張せず、飲んだり食べたりしたが、やはり言葉の壁があり、飲まずにはやってられなかった。


「おい、しっかりしろよ。立てるか?」同僚の声が聞こえる。
気付いた時にはもう二次会は終わっていた。

意識が朦朧としている。あー私、けっこう酔ってるんだなと頭では理解した。
しかし、立っているだけでフラフラと不安定で真っ直ぐに歩くこともできないほど酔っていた。
同僚の肩を借りながら、アパートの方へ歩き出す。同僚はやや迷惑そうな顔をしながらも見捨てられないという感じで送ってくれようとしていた。
申し訳ない気持ちでいっぱいだが、こんなんでは、どうにも1人で帰れる自信はなかったので甘えさせてもらうことにした。

「ほんろに、すびばせん。ごれんなさい。私らってー、がんらってるんですからねっ!」あー口が回らない。でも言いたいことがどんどん出てきて止まらない。
会社のグチや、自分が頑張っていること、言葉の壁について…そんなこと言ったら、同僚に悪い…と思いながらも酔ってる私は誰も止められなかった。

私1人がマシンガンで喋り、同僚は適当に相槌をしていた。
しばらくすると誰も相槌を打たなくなったので、
「ちょっと聞いてるの!?」と顔を上げると正面からどこかで見たことある人が歩いてくる。
それは紛れもなく大好きなBARAMだった。
え?なんでこんなとこにいるんだろ?何してるんだろ?どうしよう、こんなとこで会ってしまって…
頭の中では様々な考えが交錯する。
しかし、私の口は黙ってなかった。

「あれ?BARAMさんじゃないですか!元気ですか?」
黙れ黙れ、私。
BARAMが驚いた顔で私を見ている。
やばい。見られてるよぉ。どうしよう…
心の中ではおとけー!とうぇー!が交互に現れる。

するとBARAMは
「あ、あなたは。なんでここにいますか?」
と話しかけてきた。

ひぇー!顔覚えてくれてるし質問してきたー!とテンパっていると同僚が、
「え?あ、知り合い?あーよかった!あの、これ、お願いしますね!」
と私の腕を解き、BARAMの方へ押しやる。
バランスを失った私の身体は、その押された力に逆らうこともどうすることもできず、そのまま地面に手をついて転んでしまった。
同僚達はそんな様子も見ずにすでに私に背を向けて小走りで去って行ってしまっていた。
フラフラな私は立ち上がることもできず、同僚の名前を小さく呼んだだけだった。

置いて行かれてしまった。ここからどうするか。タクシーを呼んで家まで乗せてもらうのが安全か。ぼーっとする頭を必死に回転させていると、頭上から男の人の声がした。

「大丈夫ですか?怪我は…。ホテルどこ?」
顔を見ないでもわかる。その声の主はBARAMだ。聞きなれた低くて少し鼻声の声。敬語とタメ語が混ざるのは日本語がまだまだ未熟だから。それすらも愛しいと思ってしまうのだが、この状況ではそんなことに浸っていられない。

顔を上げて、ハッキリと告げる。
「大丈夫です!BARAMさん、ごめんなさい。ありがとうございます。気にしないでください。ほら、立てるし歩けますから…っと…きゃ!」
立ち上がろうとしたら目の前が真っ白になりバランスを崩す。
そんな私の腕を掴み、転ばないように手を貸してくれたBARAM。
いつもは小柄だし、細身だし、赤ちゃんみたいだし…と思っていたのに、軽々と私の身体を腕一本で支えている。
あぁ…やっぱり男の子なんだと思ったら、急に胸が締め付けられた。

「ホテルどこ?一緒に歩きます。」
そう言うとBARAMは私の腕を自分の肩にかけて、私とは反対側の手には私のバッグを持つ。

もぅ本当に恥ずかしいし、こんな迷惑かけられないと思いつつも、どう考えても1人では帰れないので、お願いすることにした。

「あの…BARAMさん、ごめんなさい。本当に迷惑かけてすみません…あの…」

「迷惑じゃない。大丈夫です。1人で帰れない。僕心配でしょ?気を付けて歩いて。」

はぁ…なんて優しいんだろ。どんどん胸が締め付けられ、ドキドキが止まらない。
これがいわゆるガチ恋ってやつなのだろうか。いや、私がアイドルに恋なんてするわけない。これは酔ってるから脈が速まっているだけだ。
そう思い込んだ。

そうしないと私が壊れてしまいそうで怖かったから。