煮て乾かした麻縄 、次は毛羽を焼いてみました。
縛られる私としては、毛羽の処理をしていないチクチク感が好きなんだけども、
Aの肌は私よりもずっとずっとデリケートなため、しっかり処理をしたいのです。
綺麗なAの手が、縄で荒れてしまうのは可哀想で。

ガスコンロを中火にし、火にあたらない(丁度1cmくらい上の)ところを、
縄を少しずつまわしながら毛羽を焼いていきます。
サイトによっては、燃えカスがあたりを舞うからマスクは必須と説明してあるけど、
私の場合はそうはならなかった。
ただ、燃える匂いは多少するので、換気扇は必須。

全部で20mもあると毛羽を焼くのも小一時間かかるのですが、
けっして焦って火に近づけないよう。
近づけると、縄そのものが焦げてしまうから。
ますます強度が下がってしまい、縄が長持ちしなくなります。

そうやって毛羽を処理したものが下。上は焼く前のもの。
こんなに違いがでます。
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Aの性癖は、ごくごくノーマル。
縄も首輪も私からお願いしていること。
普段はほんとに甘く優しく、ほんの少しだけ意地悪。

なのに首輪をした夜は、たくさん咬んできた。
それも柔らかい箇所を狙って。
どうもAの犬歯はやや他の人よりも尖っているようで…。
咬まれることも好きな私だけど、それはそれは痛く。
たまらず「痛い!」と悲鳴をあげてしまったっけ。


そうして翌朝、咬まれた箇所には痣が。
Aの印、まるで結んだリボンの形。

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昨夜、Aと会った。

自分から縛って欲しいと言い出して入手した縄なのに、
なぜかその場に持っていけなかった。
だって、ねぇ、おねだりするなんて
はしたない浅ましいことじゃない?
それなのに何故か首輪は持参。


でもやっぱり持ってきたことを告げ、付けてもらうのは恥ずかしく。
ベッドの隅に逃げ込んで涙をこぼしてしまった。





「紅い首輪、似合うよ」 




首輪は、Aのモノという証。








麻縄といっしょに首輪も買ったのでした。
別に買えと言われたわけでもないけども。

色は紅。
金具は銀色。

外出前に、なんとなく鏡の前で付けてみる。

なんだ、これ、普通に出かけるときにつけても違和感ないじゃん。







なぜ縄を煮てみる気になったのか(笑)。
それは買った未処理の麻縄が石油くさかったから。
煮る、というよりお湯で茹で、しみ込んだ石油成分が取れるといいなぁと考えたのだ。

3等分した縄を使わない鍋に放り込み、ぐつぐつ茹で始めた途端、
むわーんと広がる石油臭。換気扇は強。
時々混ぜながら(多分混ぜる作業は必要ナシ。なんとなく気分でね)
20分茹でたところで薄く茶色に変色したお湯を捨て、
縄をネットに放り込み、洗濯機で脱水。



さて、匂いは取れたか?


残念。少し匂いが薄まった程度でした。





脱水した縄は、一昼夜、干します。
そのくらいでは完全には乾きませんが、次作業に「毛羽を焼く」のが待っているため、
完全に乾かすよりも少し水分が残っていた方が万が一の時にも燃えづらいだろうという判断です。