こんばんは。
鈴木健治郎です。
本日は、成人の日である。
私も、十数年前が思い出される。
AKB48及び公式ライバルである乃木坂46においても、それぞれ神田神社、乃木神社にて成人式が開催された。
昨年、レコード大賞を乃木坂が受賞し、今後とも乃木坂がAKBを凌駕し、この勢いが継続されるのではという見方が多い。
然し乍ら、次世代を担う成人メンバー(19or20歳)を見ると、AKBが圧倒している。
乃木坂の成人メンバーは、選抜常連で活躍しているのは星野みなみのみである。
それに対してAKBは、センターも経験して既に中心メンバーと言って良い、宮脇咲良、向井地美音の他、STUキャプテンの岡田奈々、また次期総監督有力候補である高橋朱里、NMBエース格の白間美瑠、その他加藤玲奈、小島真子ら錚々たる顔ぶれである。
これは偶然ではない。
乃木坂は、終身雇用、年功序列の「日本型企業」であるため、結成から6年を経た昨今、25歳前後の創業メンバーがなお主力を占める。20歳前後の次世代を担うべきメンバーで、活動の中心にいるのは数少ない。また、上述の星野みなみも創業メンバーであり、世代交代というのは当てはまりにくい。
一方のAKBは、実力本位の「外資系企業」であり、総選挙等の存在もあり、世代交代が仕組みとして進展している(世代交代が迫られる)と言える。実力次第で、若手にも大いにチャンスが提供されていると言える。
かつ乃木坂の場合は、世代交代の課題を克服するべく、運営主導で、いわば官製「若手抜擢」を行なっているが、「乃木坂」の看板に依るところが大きく、20歳以下の若手メンバーにおいては、本人の実力・人気以上の売れ行きとなっている感がある。
その点、AKBは総選挙の洗礼を受けて勝ち上がっており、20歳以下の若手メンバーにおいても、地に足のついた一定の実力・人気を有していると言えよう。
このように、現時点では乃木坂優位な情勢であるものの、2,3年後は、またAKBに追い風が吹くかもしれない。
今年も、このAKBvs乃木坂の頂上決戦に注目したい。
鈴木健治郎
乃木神社が祀る乃木希典公