舞台セットをどう考えるか?
舞台セット
舞台美術を見て残念ながらセットは
箱として飾っただけの美術、
というのを多く見ます。
俳優がその中で動き回って
舞台セットが生きている
というのを舞台美術というならば、
小劇場ではそんなセットを見る回数は
極端に少ないです。
一、舞台セット自体を作らない
一、予算
一、見た目重視
一、考えついてもいない
美術を
静止画で考えているか
動画で考えられているか
と言うのも大きな分かれ目です。
・動いている姿を思い描けるか、
・思い描いた動きをするために俳優が動きやすいか、
・自分の固定観念にハマってないか
生きた舞台セットを作るなら
以上は、必須の能力と思います。
プラスαで
照明の塩梅も考えられると
最高です。
そこまでできる人はさらに少ないですが。
それら全てをクリアしてやる
舞台美術は最高です。
舞台美術のための訓練
他人のことを考えた舞台美術
を作るための一環として
私は実家に帰るたびに作業をしております。
意外にいい訓練だ
と思ってます。
実家からの要望があり
それにどのように応えるか。
・使い勝手がいいようにしてほしい。
・見た目も気にしてほしい。
息子となると容赦なく
好き放題言われ、
何度も手直しを喰らいます。
限られた期間と予算の中で
なんとか捻り出す。
相当鍛えられます。
階段
窓からベランダに出るための階段を作ってほしい。
とのことから製作。
窓が高い位置にあるため
脚立でやってた頃は
足を踏み外す可能性が絶えずありましたが
それを解消するための階段を
7年前くらいに作りした。
このたび、もっと使いやすく
と言われる、
最上段を幅を
450mmから600mmに変更。
個人的には800mmにしたかったのですが、
それでは大きいと言われ断念。
舞台の階段の作り方をアレンジして
より軽くなるように
骨の本数は少なめですが、
強度を増す工夫をしています。
階段下の収納
階段下の収納が増えないか
というので棚を頼まれていましたが、
「いや、これは下に増やしたら?」
と思います、底上げの台を作成。
最下段に
買い貯めたトイレットペーパーが
しっかりおさまりました。
簡単だけど
思いつけば簡単な作業でも
それを思いつくためにどうするか。
限られた予算と時間でどうするか。
頭の隅におきながら
やれる作業を順次やっていく。
舞台セットも
どんなものでも
演劇ではそれが必要に

