完成とは?! | 工房長のぼやき

工房長のぼやき

チームスチームパンの工房長、安達俊信の日々是之。
思いついたことをカタカタ書いています。

記録メディアと違って、

ライブには完成がありません。


語弊がないように付け足すと

見てもらったライブが完成です。



ライブ=演劇



オリンピックにも似てるな

とふと思います。


世界一位が

金メダルが取れるわけではないのです。


それは

世界一位でなくても

金メダルを取れる可能性がある

ということです。


本当にすごい人は

世界一位で、金メダルを取ります。



つまり何が言いたいか?



稽古でできているからといって

本番でできるとは限りません。


稽古でできないことが

本番でできることもあります。


本当にすごいのは

稽古でも本番でも

どちらでもできるということです。



上手い俳優さんは

平均点がすこぶる高いです。


どんなによくないときでも

合格点以上を出せます。



合格点とは?


お客さんの満足度です。

その俳優の芝居を見て良いか悪いか。


しかし、俳優がいいか悪いかは

俳優の一側面でしかありません。


俳優個人ではなく

その出演している舞台が

面白いか、面白くないかが

1番重要で、

合格点はここで決まります。



演劇はチーム戦です。


個人がどれだけ活躍したとしても

チームが勝てなければ

意味をなしません。


大谷翔平選手が

個人の記録としてどれだけ凄くても

野球に勝てなければ

その能力を十分に生かせてないということです。


だから、ドジャース、優勝してくれ。

がんばれ。



いよいよはじまるGahornz公演。


チーム戦の中で

まず自分の役割を

きちっとこなすことが求められています。


まずこれをどこまでも詰めていくこと。

それが今の自分にできることです。


そして

相手役と

一生懸命コミュニケーションを取る必要があり、

お客さんと

一生懸命コミュニケーションを取る必要があります。


それも毎公演ごとに。



どんなにいい芝居が稽古でできても

本番できなければ

意味をなしません。


毎回毎回、緊張と

プレッシャーの中

物語を紡ぎます。


皆、口を揃えて言います。

緊張しないやつはダメだって。


だから緊張しろというわけではありません。


欽ちゃんはいってます。

程よい緊張をしろと。

程よい緊張が

いつも以上の力を紡ぎ出してくれると。




よおし!

出してやろうではないか!


気合い入りまくりです。

程よい緊張感を持ちながら。


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