ものづくりの段階 | 工房長のぼやき

工房長のぼやき

チームスチームパンの工房長、安達俊信の日々是之。
思いついたことをカタカタ書いています。

ものづくりの段階。


ものづくりには

段階があります。



【初期】


初期は

作ること自体が大切です。


何かを思うことは誰でもありますが

実際にやろうとすると

億劫でやらない人が大半です。


それを実行することが大切です。



【第2段階】

次に、

継続するためのシステム作り。


一回だけならまぐれでもやれます。


やり始めたものを回し続ける継続性は

難易度が増します。


多くの劇団が5年経たずしてなくなります。


辞める理由は

作品であったり

人であったり

資金であったり

様々です。


なので、それらの要因をぶっ飛ばして

続けること自体がすごいことです。



【第3段階】


そして、回せるようになると

ここでようやく作品

になります。


どんな作品を

どんな人に

どんな形で見てもらうのか。


システムができたことで

それまでも突き詰めたものに

全力投球することができるようになります。


より

人に伝え

伝わる

作品作り。


終わりのない追求をしていきます。



【第4段階】


そして、最後に

自分でも満足できる作品作りに。


作り手であれば

作っているものに

その場、

その瞬間に

満足することがあっても

何かしら次に向けた余地が残ります。


次の作品を作る気にはなれない。といった

そんな作品を作り上げることができるか。


自分でも満足できる完璧な作品作りの難しさ。




どこかの段階で停滞している

もしくは、停滞を良しとしているとしたら

誰かを裏切った作品になる

と思っております。


作ったものを見てもらうには

絶えず探究し続けなければ

魅力が出せません。


「誰が」は、

お客さんなのか

出演者/スタッフ/関係者なのか

自分自身なのか。



個人的には、毎回

第4段階を飛び級でできないかと

模索しております。


面白いものがやりたいから!




さて、

8/23〜25の

Gahornzでは

俳優として全力投球。


せっかくなら

これまでなない感じでやれれば。

と思い、鋭意努力中です。