竹澤希里作品「たかが缶詰ひとつの」、一次通過していた話 | 工房長のぼやき

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チームスチームパンの工房長、安達俊信の日々是之。
思いついたことをカタカタ書いています。

希里さんの作品が一次を通過していた件。


昨年6月に、安達工房、竹澤希里、吉田彩花の3人で戯曲を持ち寄り

人間を描く「3々9扉 -SASANKUDO-」という公演を行いました





その中の竹澤希里さんの作品「たかが缶詰ひとつの」が

第29回劇作家協会新人戯曲賞の223本の中から23本の一次審査を通過。






※インスタより画像拝借


23本の中から6本に絞られる二次審査には

残念ながら進めなかったものの

処女作にして会心の結果です。


というのも、作品自体のテーマが

選考員が好みそうなテーマではなかったので、

賞を取るには壁があり

難しい戦いになるだろうと予想されました。


ただ、作品自体は読んだ時から面白かったので、

いいところまで行くだろうと思っており、

公演後に「賞に出しなよ」と言ってました。


内容は、万引きした主婦らしき女性と、店の店長、

そして、謎の人がいるバックヤードで

行われる奇天烈な会話劇。


ネタは色々持っている希里さんのことなので、

次回作が楽しみです。


公演では、大好きな俳優のT.J.こと高崎二郎さん、

急遽出演してもらった辻茉里奈さん、

中村さやかさんという面々でやってもらいました!




演劇で、自分で書いた作品を公演するのは

なかなか大変なので、チームスチームパンでは、

そんな人の作品なんかもサポートしながら、

どんどん公演していきたいと思っております。



ちなみに、

「3々9扉 -SASANKUDO-」で、

現在

「サニー」のMVがばうれ中の

彩花嬢の作品

「キョウゾウダンカイ」もやりました。


彩花嬢の世界観を作るために、

個人的に一番、彩花嬢の世界観が出せるだろう配役

如月皐さん、竹澤希里さん、吉田彩花さんという

多分、今後なかなか配役させてもらえないだろう

配役でやらせてもらいました。





また、

自分の作品「トイ・ゲーム」は、

色々な作品を経て、ようやく到達した作品。


これ以前、これ以後で、内容が大きく変わった

作品となりました。


それを梅津翔さん、田中あいみさん、佐藤まりえさんという俳優陣で、

異次元世界でも演じられる方々でやってもらいました。






ちょうど、三宅美奈子監督にお願いしていた編集も完了したので、

また夏頃に配信なども考えておりますので、

見たけどもう一度見たい人、

見てない人は、

情報解禁をお楽しみに!