描くことが好きです。 | 工房長のぼやき

工房長のぼやき

チームスチームパンの工房長、安達俊信の日々是之。
思いついたことをカタカタ書いています。

描くという作業が好きです。

 

今年に入って、絵を描くことが増えています。

 

趣味の延長ですが、

「絵を描くぞ」

といって描くのは高校の時以来かと。




今回は、リフォームしている大工さんが

高校の頃に私が描いた絵を気に入ったというので

母から描いてあげなさいと言われましたので

ちょこちょこ描いて進めていました。

 

描くことは好きでも、

ずいぶんやっていませんでした。

 

「舞台美術の絵を描く」

とか

「チラシのイラストを描く」

というのは、必要に応じてやっていましたが、

今年に入って、必要もなく毎日なんかしら描いています。

 

楽しい? 楽しくないか?

 

特になにも考えずに

淡々とやっているので、

「お、こんなの描けた」

「こんな風になるのね」

といったくらいで

感情的なものは動いているのか、いないのか。

 

 

ルーティンワークになっていることは、

非常に良いこと。

 


何かするときは、

気合い入れて一気にやる!

のではなく、

ルーティンワークでコツコツやっていくのが

一番楽で、効率的です。

 

なにも考えずにすぐに取り掛かれる環境が

整っている証拠ですから。

 

絵を描くときに、

描くものを用意したり、

紙を準備したりする手間は不要で、

すぐに描けるのが

環境が整っていることです。

 

ちょっとの労力が省ければ、

進められるので、継続がとても楽です。

 

「片付けをしなさい」と言われて育ってきました。

 

人にもよりますが、

散らかりっぱなしの状態の方が、

すぐに取り掛かれるのであれば

無理に片付ける必要はありません。

 

自分でなにがどこにあるか

わかっている人などは、

特にそうです。

 

私なんぞは、公演前などは、

部屋が乱れに乱れています。

 

乱れても、どこに何を置いたか覚えています。


それは、すぐに取り掛かれるように

棲み分けされていることなので

片付いていないことは気になりません。

 

公演が終わると不要なため、

ものすごい勢いで片付けますが。

 

毎回の習性なので、慣れてしまいましたが

人と住むとなると大変なんだろうなぁ。

 

 

絵と同様に、脚本も淡々と進めております。

 

脚本はクラウド上で書くのが便利です。

 

パソコン、タブレット、スマホ、

いずれで編集してもよし。

 

「あ」と思ったときに取り掛かれるのが

非常に良いです。

 

家ではパソコン、

出先ではタブレット、

移動中はスマホ、

といった棲み分けを基本させていますが

クラウド上であれば、

同じファイルの編集で

すぐ反映されるので助かります。

 

何にしても、ストレスフリーで

すぐに取り掛かれる環境を作ることに

力を注ぐのは

重要だなと実感します。

 

 

現在取り掛かっている脚本については、

ようやく脚本について見えてきたことがあり、

自分が書きたいものをどうすれば描けるか、

見えてきました。

 

現在、見えたものを具体化させて

書いているところです。

 

 

これまで舞台美術を作るときと、

脚本を書くときは、

違う感覚の中でやっていました。

 

「気持ち悪いなぁ』と思っていたのですが、

ようやく頑張りどころ、

力の入れどころが

わかってきた感じです。

 

 

舞台美術も、脚本も「キモ」になる点があります。

これを自分の中で

掴めるようになってまいりました。

 

この「キモ」を軸に作り込んでいくと、

自分独自なもので、人が真似できないものが

出来上がっていきます。

 

自分にとっては、普通のことなので

なんとも思わないですが、

どんな人でも、

自分独自の「キモ」がつかめれば

オリジナルができるんだと思います。

 

それを見つけて、詰めていく作業を

日夜している人、していない人。

 

一つの分野に特化した人、マルチできる人と、

様々でしょう。

 

 

時間がかかっても、

継続するための「キモ」をつかめば

脚本の「キモ」も掴めていくことでしょう。

 

さぁ、どんな結末の脚本になるか。

 

書いていきながら、構成を作っても、

キャラクターが勝手に進めるので、

思った方向にいかず、

どこへいくんだろうとどんどん変化しています。

 

変化の先に、良き作品になればと思います。