「アラビアのロレンス」 | 工房長のぼやき

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チームスチームパンの工房長、安達俊信の日々是之。
思いついたことをカタカタ書いています。

「アラビアのロレンス」

長い!

インターミッション挟むなんて、当時の映画は本当に長い。
今じゃ、シネコン全盛だから、許されない作りだ。

小学生の頃見たり、成人してからも見た覚えがありますが、こんな話だったっけ? となってます。

砂漠を横断する話までは記憶にあるのですが、その後のロレンスが追い詰められていくところなんか全く覚えておらず……

ヒューマンドラマをここまでやっていたとは。

時間がなくては描けない、ちょっとした機微を、この当時はしっかり描いているので、人生を感じる映画です。
この当時はそういった作品が多いな。という感想。

最近の映画は、テンポ重視のエンターテインメントばかり観ちゃっているので、こういった作品はとても新鮮に移ります。

今だとCG使うところも、実写でやっているので、なんとも壮大。
砂漠の広さや、照りつける太陽など、やはり実感として感じられます。

最近の作品がダメ、ではなく、映画がどのように変遷しているかを、もっとしっかり見ていくと、とてつもなく面白いだろうなと思いながら見ております。

実感のない、サラッとした映像美、というのが最近の映像に感じます。
質感がないというか、触感がないと言いますか。

触感があるのが好きです。