自分を「特別だ」と思ってしまうのが作り手の敵 | 工房長のぼやき

工房長のぼやき

チームスチームパンの工房長、安達俊信の日々是之。
思いついたことをカタカタ書いています。

ただいま脚本直し中。



何かを作るとき

近視眼的に思い込んでいないかを

常に注意をしている。




「自分だけは特別だ」

と意思が働くのが人間らしい。

才能だけを指すのではなく、

自分だけはそんな被害にあわない、

なんで自分ばっかりこんな目に、

と思うのも特別と思う一つ。



基本の性格は、おっかなびっくりなので

作っていて不安しかないですが、

作り上げた時には

「素晴らしいものができた!」

と思ってしまう。

なんなら興奮して、

よくやったお前と褒め称えたりする。




それから少し経つと

粗が次々に見える。

そうすると今度かなり落ち込む。

どうすれば良いかの考えたくなくなる。




その繰り返し。





あらが見えれば見えるほど

成長を感じられなかったり、

足踏み状態の感覚でやる気がなくなる。




どうにかしたい、

また違う角度で考えたい。

こんな時、他の人が作っているものを見る。



するとこれまで自分が見ていなかった発見がある。



新たな発見は

自分の成長を感じられ、

これまでと違う自分の思考の変化を発見する。

そのことで

足踏みをどこでしているかがわかり、

では、どうすれば良いかを知ることになる。






さて、良い脚本はできるかな。

今のところ、粗はまだまだ消えません。