紙芝居 | 工房長のぼやき

工房長のぼやき

チームスチームパンの工房長、安達俊信の日々是之。
思いついたことをカタカタ書いています。

紙芝居屋さんの紙芝居を初めて見ました。

ズガーンっと、頭をかち割られた気分です。
久々な感じ。
カルチャーショックと思われるこの衝撃。
嫌いじゃないです。

戦後、「黄金バッド」などヒーローを生み出した紙芝居。
紙芝居屋の腕一つで、
その魅力が10倍にも100倍にもなります。

はじめ、紙芝居を始める前、
紙芝居の額自体が非常に小さいと思いましたが、
いざはじまると額は全く関係なく
紙芝居の中の世界がわぁーっと広がりました。

その話をしていると人から
子供に絵本を読むのと紙芝居をするのは違うという話になり、
絵本は子と本が対峙しているもの、
紙芝居は紙芝居屋さんと子が対峙するもので、
紙芝居は多分に芝居というだけあって
芝居の要素が強いということを教えられました。


自分の持っている想像の世界を、
紙芝居という道具を使って
無限の世界を広げる。

現代の世界だと、
想像の補助線をより
CGなどを使い想像の世界を構築する場合が多い。
これは貧しいことだなと
はっきり思いました。

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