読了。
のんびり読み進めていましたが、読み終わりました。
土方歳三。
実際はどうであったかは分かりませんが、新撰組が京から去った後の彼が、とても魅力的。
散る美しさなのかもしれません。
政治屋でなく、戦屋として一本に生きた。
単純な生き方は、共感を得やすい。
しかし、その生き方はとても難しい。
彼の中で幾多の葛藤があったのかとも思います。
ただ、頭の固い人物は生き残れもしないし、人もついてこない。
先陣を切ったり、自ら斥候に出る姿は、カッコイイというより、人に任せる労苦を自ら敷いているように思えます。
35歳で死んだ。
とすると、今、私のこの年か。
人の生き方も、100年の間に大きく変わったものだ。
そんな感慨とともに。
今度は、日露戦争の頃の本を読む予定です。
日清、日露、第一次世界大戦。
全く知識がない。
お恥ずかしや。