私は仕事でPDCAサイクルというのをよく使います。
Pは、Plan(計画)
Dは、Do(実行)
Cは、Check(確認)
Aは、Acion(改善)
です。

これは、品質管理なんかされている方は耳にタコができるぐらい良く使うものだったりします。

でも、本当にこれは有効な手法です。
どのくらい有効かというと、これを会社で活用すれば世界で競うことができるくらいの競争力を持つことができます。
でも、これを継続的にかつ有効に使える会社というか、組織はあまりお見かけしません。
どちらかというと、言葉だけは壁とかによく貼ってあるのですが、実践できてる会社はまずないですね。

例えば、部下が仕事を失敗してしまった場合、上司が部下を叱ったりします。
でも、PDCAをきちんとやっている会社では、叱るんじゃなくて改善するんですよね。
何が原因でそうなったのか、その原因を徹底的に洗うんですが、まずは背景(組織とかワークフロー)を疑うわけです。
人間は能力が誰でも備わっているわけですから、それを有効に活用できていない組織やワークフローがまずいということです。
そこを改善することこそが最も効率いいわけです。
決して、誰かが悪いとか、誰かの能力が無いとかそんな精神論や能力的差別で片付けることは許されない、合理的な仕組みです。

でも。

私の知る限り、世界的に有名な一流企業だってできてません。
とても残念ですが、それが現実です。

ところで、私はこれをトレードでも使っています。
例えば、一日分のチャートをスクリーンショットして、いつの時点で購入したのか、その理由は?、このトレードはどこが良くて、どこが悪かったか、などと徹底的に自分を分析しています。
そうすると、自分のいいところ悪いところが、よく見えます。
CheckとActionをしっかりやると、Planがより良いものになります。

毎日大変ですが、自分の成長もわかるすばらしい手法だと思います。
ランダムウォーク理論からすると、株価にトレンドは存在せず、過去の値動きからは推測ができないと、結論付けています。

本当でしょうか?

例えば、海に行くと小波が立ちます。
一見ランダムのようですが、一定の風と潮流に対して起こる運動ですので、いきなり大津波が来たと思えば、小波になる。なんてことはありえないです。
一つ一つの波はランダムかもしれませんが、風や潮流による影響でトレンドが出来るためランダムウォークとは呼べないでしょう。

株価はどうでしょうか?経済活動の中で循環する資本が起こす運動ですので、世界中の資本を合わせた額よりも高い株価にはなりえないでしょうし、倒産してないのに0円にもなりません。
株価には何かしら理由があり、そこに到達するのだと思います。
この時点でランダムウォークとは言えないでしょう。

そして、到達するためには過程が必要です。
その過程を表してくれるのがチャートだと思うのです。
しかし、企業は永続的な事業体ですので、常に新たな目標が作られ続け、そこに向かってあらゆる社会情勢に対応しながら進み続けますので、株価を決定付けるには多変量解析という複雑な分析が必要でしょう。
でも、スタート地点とそこへ向かおうとしている過程がチャートには克明に記されています。
それを元に推測することが一番近道ではないかと私は考えています。
最近自分がトレードをするにあたって、テクニシャンでもファンダメンタリストでもなく、チャーティストだと自認するぐらい、チャートを中心に見ています。
チャートを見ると、過去にこんな出来事があったとき「ここで上がるよ」とか、「こんな時は下げるんだよ」と分かります。
そして、いろんな銘柄のチャート(大体100~300ぐらい)を毎日見ていると、瞬時にあれ?とか、おおっ来てる!とか感じるようになってきました。
傍から見ていると変ですよね。
でも、本当にチャートが私に語りかけてくるぐらい、いろいろ物語っているのは事実だと思います。
例えば、「中々この株上がらないけどどうしてだろう」
そんな時は3年、6ヶ月、3ヶ月、1ヶ月とスケールしてチャートを見てみます。すると必ず理由が浮かび上がってきます。
チャートが「今は辛いときなんだ、もう少し時間が要るよ。」とか、「駄目だチャンスを逃した。あきらめてくれ」と語ってくれます。
私にとってチャートは時には暗闇を照らし出す先生だったり、時には共に新たな道を進んでいく友人のようです。