為替レートが1ドル76円台に突入し円高が進行している。
これは、2009年3月の1ドル100円から24%も下落した事になる。
輸出企業は、ドルベースで2009年と2011年で同じ売上高を計上したとすると、24%も利益が減る事になる。
たった2年でこれだけのコストカットは不可能だ。
よって、多くの輸出産業は現地生産に踏み切っている。
2010年1月~9月までの各自動車メーカー生産実績数
/台
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トヨタ
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日産
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ホンダ
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スズキ
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国内生産
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2,538,627
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574,723
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740,961
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830,253
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44.1%
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28.4%
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27.1%
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38.5%
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海外生産
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3,219,744
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1,445,593
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1,991,504
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1,325,851
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世界生産
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5,758,371
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2,020,316
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2,732,465
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2,156,104
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マツダ
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三菱
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富士重工
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ダイハツ
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日野
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合計
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679,401
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490,397
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371,173
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511,001
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73,416
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6,809,952
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70.7%
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56.5%
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76.3%
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82.2%
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89.2%
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43.4%
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281,285
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377,430
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115,183
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110,948
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8,872
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8,876,410
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960,686
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867,827
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486,356
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621,949
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82,288
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15,686,362
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但し、日産の生産台数は4月~9月。
出典:JC-NET
例えば自動車業界は2010年の海外生産が56.6%を占めている。
今後も国内消費比率と国内生産比率の均衡化が進むだろう。
変動相場制とは「固定相場制とは異なりマーケットの需給に委ねる仕組み」であるので、
1976年のキングストン合意の時点で各国の政府は「時間が経つにつれ貿易黒字国は通貨高になり是正される」事が分かっていたはずです。
円高が進むと・・・
製造業が海外へ移転する ⇒ 国内の労働者があまる ⇒ 海外で労働する ⇒ 国内消費が落ち込む
⇒ 未婚率が上昇する ⇒ 少子化が進む
⇒ 賃金が低下する ⇒ 消費が落ち込む
こんな負のスパイラルが発生しますが、これを抑止するのがデフレだ。
デフレが進むと・・・
物の値段が安くなる ⇒ 人件費も安くなる ⇒ 製造業が国内に戻ってくる
本来このようになるべきなのだが
しかし、日本は流通業界に外郭団体やら社団法人やらあらゆる既得権益者がたくさんぶら下がっているので
そう簡単には物の値段が安くならない。
まずは末端の下請け企業が価格を引き下げの通告を一方的に受けます。
そして、中間マージンをとるだけの卸業者が手数料をとられ、小売店で販売されます。
イメージ【小売価格100円の場合】
下請け 20円 ⇒ 10円 50%もの値引き!
大手メーカー 10円 ⇒ 20円 10円の付加価値を付ける
卸 20円 ⇒ 40円 20円の手数料
小売店 40円 ⇒ 80円 40円の粗利を乗せる
結果:下請けが50%も価格を引き下げても、小売店では20%しか値引きにならない。
ということで、このままデフレが続くと日本国内の下請け企業は崩壊する。
なぜなら日本のような卸が強いナッシュ均衡が破綻しないままだと、下請け企業が壊滅したところで卸は海外の安い仕入先を求めるだけである。
よって労働市場が縮小し海外へ労働力の流出がはじまる。
つまり日本経済は自ら築いた市場のメカニズムによってスリム化を遂げていくのである。