U−NEXT【リオ・ブラボー】 | Dramaticな日々+Y

U−NEXT【リオ・ブラボー】

U−NEXT「リオ・ブラボー」観た。


【メキシコとの国境に近いテキサスの町リオ・ブラボーで保安官のチャンス(ジョン・ウェイン)は、殺人犯ジョー(クロード・エーキンス)を逮捕した。しかし、この近郊の有力者でジョーの兄・バーデット(ジョン・ラッセル)が、ジョーの身柄を移動させないよう部下に命じて駅馬車の車輪を壊し、見張りを立てて町を封鎖した。


町の人々は静観するばかりで、チャンスは連邦保安官が来るまでの6日の間、僅かな味方と共にバーデット一味と戦うことになる。チャンスの味方となるのは、かつて早撃ちだったものの2年前に失恋して以来酒に溺れている保安官補デュード(ディーン・マーティン)、片脚が不自由で毒舌な年寄りの牢屋番スタンピー(ウォルター・ブレナン)、ダイナマイト輸送の護衛として町に着いた早撃ちの若者コロラド(リッキー・ネルソン)、駅馬車が壊れて滞在を余儀なくされた女賭博師で踊り子のフェザーズ(アンジー・ディキンソン)ら数人だけだった。孤立した彼らの耳に聞こえるのは、バーデットが金で懐柔したバーのバンドが一日中流す『皆殺しの歌』のメロディだった。

バーデットに雇われたガンマンたちの度重なる襲撃をかわしつつ、駅馬車が直っても町を立ち去らないフェザーズと親交を深めて行くチャンス。デュードも酒を絶ち、アルコール依存症から立ち直り始めた。だが、多勢に無勢でバーデット一味に捕われるデュード。

ジョーとデュードの交換を要求するバーデット。応じると見せて町外れの倉庫へ出向くチャンス。歩いて互いに味方の側へ向かう途中で、デュードがジョーを殴り倒した。撃ち合いとなり、コロラドが運んでいたダイナマイトで攻撃されて降参するバーデット一味。主犯のバーデットは逮捕され手下は逃げ散ってリオ・ブラボーの町に平和が戻った。】(Wikipediaより)


私の苦手な監督と多分苦手だろうなと思われる監督たちがなぜか「リオ・ブラボー」が好きっていう記事を読んだ。そのおかげで4K処理のリバイバル上映される。


その苦手な監督たちは、「リオ・ブラボー」好きなら、なんで自分の映画はあんなに面白くないのを撮るんだろうか。まぁそれで見直してみた。


ちょっと長い気もするけど、「リオ・ブラボー」は本当に大好き。「真昼の決闘」も似た感じではあるけれど、「真昼の決闘」は誰も助けてくれない。「リオ・ブラボー」はみんなが助成をかってでるけど、チャンスが断る。「俺を助けたとわかったら、なにをされるかわからない」ってのが理由。チャンスの仲間は足の悪い爺さんと、飲んだくれの元保安官助手の2人だけ。


このスタンピー爺さんと、チャンスの会話が面白い。この2人とデュードの関係も凄くいい。デュードがアルコール依存症で酒を飲まないと、手が震えてくるんだけど、そのせいでチャンスが危機になった時もあった。その時は、コロラドの機転によって助かったけど。


そのせいで、自暴自棄になったデュードが酒を飲もうとした時、「皆殺しの歌」がかかって手の震えが止まる所はちょっと感動したなぁ。


ラストの決戦も面白かった。次から次へと助けが現れ「次は誰が来るんだ」っていうチャンスにコロラドが「鉢持ってくるかな」っていう所は大好き(≧▽≦)


結局悪役一味は全員逮捕されたけど、チャンスとフェザーズのシーンも大好き。「逮捕する」っていうチャンスに喜ぶフェザーズ。


決戦前夜、詰所でデュードとコロラドが「ライフルと愛馬」歌うシーンがあるんだけど、「ライフルと愛馬」もティミトリ・ティオムキンだったのね。「皆殺しの歌」もティオムキン。


キャストはご存知ジョン・ウェイン、ディーン・マーティン、リッキー・ネルソン、アンジー・ディッキンソン等豪華メンバー。好みの人は強いて言えば、スタンピー爺さんのウォルター・ブレナンさんかな。


王道西部劇好き、キャストのファンは是非。





デュード、スタンピー爺さん、チャンス。


チャンスとコロラド


チャンスとフェザーズ。アンジー・ディッキンソンは「女刑事ペパー」で主演してた。