ほしぞらのしたで
観劇11本目。
RISU PRODUCE vol.23
20周年記念公演第三弾
「ほしぞらのしたで」見てきた。
これにて、今年の観劇納め。
作・演出:松本匠
出演:正木郁、吉田芽吹、岩田華怜、世良佑樹、飯泉博道、中尾太一、重松隆志、小栗銀太郎、横関健悟、朝枝知絋、上村依子
【よるのまなびやで、いっしょにべんきょうしませんか?】
夜間中学に通う訳ありの生徒たちと、先生の話。またえらく大雑把に書いたけど。
リスさん特有の人情話とは言い切れないけど、でもリスさんらしい作品。
悪い人が一人もいないって言うね、出てくる人みんないい人。
訳あり兄妹が夜間中学の見学にくる所から始まる。一緒に見に行ったゆかりちゃんも書いてたけど、私も夜間中学と定時制高校を一緒にしてた。
松原先生が「定時制と一緒だと思ってる人もいるけど」って言った時、えっ違うの?って思った。
同じ日に、夜間中学に赴任してきた森下先生、最初生徒の高幡さんを変質者扱いする。森下先生も訳ありで夜間中学に来たっぽい。
先生も生徒も訳ありだけど、学びたい気持ちに変わりはないわけで。
そんな先生と生徒の成長物語だった。所々笑えるし、泣ける。
笑いの担当は高幡さん、本当にやりたい放題、アドリブ連発(≧∇≦)ペドロや張さんとのやり取りは本当に面白かった。
最初は笑わせといて、だんだん夜間中学に通う理由とか、泣かせるほうに持っていくのもリスさんらしい。
見た理由は、世良佑樹くんが出てるからだけど、世良くんは松原先生役で、ペドロに「先生には、いくらでも迷惑かけていいんだよ」って言ってる所は泣けた。いつも世良くんに泣かされる。私が世良くんの芝居好きなんだろうな。
訳あり兄妹役の、正木郁さん、岩田華怜さんは初めて見る。
「メランコリック」で2番目に殺された役だった飯泉さん、少し痩せてた?彼も悲しい思いをして、今は夜間中学で学んでる広志をハマって演じてた。
同じく「メランコリック」のヒロイン芽吹ちゃん、先生役が初々しいし、可愛い。芽吹ちゃんの森下先生の成長物語でもあるよね。
ペドロ役の中尾太一さん、記憶にまったくないけど「イキザマ3」に出てたって。ペドロはよかった。
張さん役の横関さん、アジア人がよく似合う。韓国の俳優で横関さん似の俳優さんいるしね、ホイコーローには笑った(≧∇≦)
岩本先生役の朝枝さん。フレディ・マーキュリーに似てる?
小栗さんと上村さんは共に初めて見る。
高幡さん役の重松さん、やっぱり上手いね、重松さんいるのといないのでは、芝居の重みが違ってくる。
今日まで、池袋芸術劇場シアター・ウエストで上演中。気になる人は是非見に行って下さいね。
(写真掲載許可は貰いました)