IDKに修理に出していたアンプが帰ってきました。α907L EXTRA OH後のインプレ | びとくのココだけの話 Revisited

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少し前の記事にて、SANSUIのアンプを修理に出した記事を書いたと思いますが、その続きになります。

 

修理に出してから、12日で修理が上がってきたとの内容でメール連絡をもらいました。郵送してもらっても良かったのですが、ちょうど用事があって有給をもらっていた6月の頭、午後から時間が空いたので、またまた受け取りに車を走らせて受け取りに行ってきました。

 

IDK、田んぼの真ん中にあります。

ちなみにですが、この日は雹が降って、あちらこちらの車に被害が出た日でありました。僕が走ったところでは、雹に遭遇しなくて良かったです。

 

取りに行ってから、実は少ししてから開梱しました。

プチプチ剥がすのワクワクしますね。

中には緩衝シートが入っています。

 

開いてみます。さて、どうでしょう?

 

サイドウッドも補修が入っていますね。

 

これが交換した電解コンデンサと半固定。

使わないんだけど、記録みたいなモノです。

 

ラックに収まりました。

 

接続も完了です。

 

ワクワクで聴いてみます。事前に聴いていたアンプが、同じSANSUIのα607Mos Prremiumなので、無意識にもそことの比較になります。ちなみにですが、スピーカーはSANSUIのXL-700C。

 

SANSUI AU-α907L EXTRA

まず、耳に届くのは、その低音です。

音質の評価で、音が柔らかいとか、硬いとか言いますよね。何だかそんな評価を越えた音なんです。

「柔らかい音」=「耳当たりは良いけど、細かい音が聞き取れない」ってイメージがありました。

でも、そんなイメージを吹き飛ばす音です。

音だけを聞いていると、確かに硬いか?柔らかいか?と言えば、耳当たりが良いので柔らかい方になるのかと思います。柔らかいと解像度が低いと思うのですが、違うんです。ひたすら解像度が高くて、なおかつ耳当たりが良い。そんな音です。

そして、そんな解像度が高い低音が、どんどん押し寄せてくる。そんな感じの音です。

Red Hot Chili Peppersのベースや、The BeatlesのCome Togetherなどはベースがどんどん押し寄せてきます。

 

中高域は、響きが綺麗です。

あと、「スピード感」って言葉もあるんですが、これは音の立ち上がりの強さとかを表していたかと思います。

よく考えると、音の立ち下がりにも速さがあって、その速さが悪いと、音の響き方が濁ったりすると思うんですが、このアンプは、立ち下がりも立ち上がりも含めての過渡特性が良いのかと思います。

音が無くなったときに「すっ」って消えるんです。だから、音が消えた時に凄く響きが綺麗に聞こえるのかと思います。

 

全体的には、音質評価ってのを覆すような鳴り方をします。

「そこに音がある」

そんなアンプです。

 

なお、気になった点ですが。

修理に出す前には、もっと低音のパワー感、押し出しみたいなのは強かったと思うのですが、気のせいかな?

その辺は良い意味ではHi-Fi調になったとも言えますが、前の方が面白かったなって思うのも事実です。

 

修理に出す前は、もっと中高域がキンキンしたと思うのですが、その辺は修正されてきました。

良かった、良かった。

 

一部を替えると、他の弱い所が気になる出すのがオーディオの泥沼です。

今、メインの音源は、マランツのネットワークプレイヤーですが、これを良い奴に替えれば、きっと幸せになれそうな気がしています。

パイオニアのN-70シリーズとかどうなんだろ?気になって仕方がありません。

 

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