伊弉諾神社(いざなぎじんじゃ)

 

 淡路市多賀にあるこの神社

日本書紀の冒頭『国生み神話』に出てくる伊弉諾(いざなぎ)伊弉冉(いざなみ)

の2柱をお祀りする神社で、日本書紀、古事記に記載がある中では

もっとも古い神社だそうです。

人気の少ない場面で撮影しましたが これでも駐車場は満車、人気の程が

覗えます。

なぜこのローカルな地にこういった立派な神社が建立されたのか。更には

陽の道しるべと言われるモニュメントによれば

伊弉諾神社を中心に、東西南北に計ったように

縁のある神社が配列されているそうです。

社殿脇にある夫婦クス、根回り12M余り、樹高は30Mほどもあるようで

県指定の文化財だということです。

広い境内にあっても存在感を誇示しています。

樹齢900年とも言われる重みでしょうか。

この地もかつては名東県と呼ばれた(香川と共に今の徳島県の一部だった)

こともあり淡路の地名も阿波路と書かれていたこともあったようです。

兵庫県→名東県→兵庫県と目まぐるしく変わったことも日々と共に

忘れられようとしています。

 

 ちなみに香川県は

香川県→名東県→香川県→愛媛県→香川県と目まぐるしく

変わりました。名東県、愛媛県時代には特に予算面で不利益を

被ったようだと聞きました。

 

MEMO:伊弉諾神社

所在地:兵庫県淡路市多賀740

訪問日:2024年3月10日