男木島灯台と水仙
久しぶりに男木島を訪ねてみました。
今の縞々模様の『めおん丸』に変わって何年になるのだろうか。
ずいぶん見慣れてきたものだ・・・と思いつつ乗船しました。
港の入り口付近で直島からのフェリーとすれ違いました。
女木島経由で40分の船旅を終えるころ 男木島の象徴ともいえる
斜面に張り付いた民家群が見渡せました。さて、上陸です。
下船後すぐに向かったのは男木島灯台。
最初の急こう配に迎えられ洗礼を受けますが 後は緩やかなアップダウンが
灯台まで続きます。
のんびり歩いて30~40分といったところでしょう。
瀬戸芸の始まる前は昼食の手配に苦労したことが思い出されます。
そのころの影響下にあるのか いまだにコンビニでおにぎりを買ったりと
非常食の準備は欠かさずに出向いております。
明治28年(1895年)に点灯し始めたようですね。間もなく130年を迎えようと
しています。庵治石を主体に造られた天然石造の灯台です。
ここを起点に坂道を登っていくと水仙郷と称するエリアに出会います。
年々少しずつですが手が加えられているようです。
ただ、高齢者には連続した坂道は少々しんどい。。。いや、かなりしんどい。
来週は今シーズンの水仙イベントだそうで 催しの準備もされているようでした。
最近若者の移住なども進み始まったようで今後どのような変化をもたらすのか
楽しみでもあります。
休校になっていた小中学校が再開されて何年になるのだろう。
帰り際移住者家族だと思われる小さな子供連れの一家が 思いっきり手を振って
出航する船を見送ってくれた。
これもこの島独自のものかもしれない。
2月18日は『男木島灯台水仙まつり』と称してイベントが催されるようです。
マルシェも開かれると聞きました。
興味のある方はぜひどうぞ。
MEMO:男木島 高松港北≒10㎞の島 推定人口160人程
雌雄島海運のフェリー『めおん丸』往復料金で¥1020/人
女木島迄20分、男木島迄40分(女木港経由)
高松サンポート港発 8:00 10:00 12:00 他
男木島港発 13:00 15:00 17:00 他
※ 小説家 西村望 寿行 兄弟の出身地でもある