宇多津臨海公園
正月三が日も過ぎ 運動不足の解消にこんなところを散策しました。
『宇多津臨海公園』
宇多津新都市と呼ばれるこの一角の 一番海側にある施設です。
水族館の東側と言った方が分かりやすいでしょうか。
昭和50年代に工事が行われていたようですが
それまでこの一角は巨大な塩田跡地でした。
そのことも今や忘れ去られようとしています。
東京ドーム40個以上の広さを持つこのエリア
入浜式塩田や枝条架式塩田の時代を経て造成され現在に至っております。
いつ頃だったか 広大な跡地の枝条架に火が放た焼却されていたことが
ありました。多分何かの画像で見たのだろうと思います。
登録有形文化財指定を受けて移築された水門や
入浜式塩田の一部が復元された施設など 塩田文化の勉強にもなります。
ちなみにこの水門は 旧仲舛塩田水門と呼ばれる大正時代に造られたもの
だそうです。
真夏のしかも炎天下の作業、大変な重労働だったことは言うまでもありませんね。
もはやこの地区が日本でも有数の塩田だった痕跡も消えてしまったようです。
瀬戸大橋の開通と併せるようにこのエリアは変わってしまいました。
MEMO:宇多津臨海公園 旧仲舛塩田水門
訪問日:2023年1月4日