栗林公園・掬月亭(きくげつてい)

 

 100年の歳月をかけて造園された特別名勝栗林公園

2023年初の訪問です。

新年と言うことで門松が迎えてくれました。

広い園内ですが、今回は掬月亭という歴代藩主が愛したお茶室に

スポットを当ててみました。

元々がお茶室と言うこともあり、お茶を頂きながら

園内を違う角度から眺める。チョイと殿様気分を味わえると言っても

過言ではないようです。

入り口で抹茶か煎茶を選んで室内へと案内していただきます。

お茶菓子として金比羅のお菓子「灸まん」がついてきます。

お茶もいいのですが 室内からの眺め

普段見る角度とは違う新鮮さもあります。

歴代藩主はこの景色を楽しんだのか。

大名気分と言って良いのかもしれません。

目の前の池は南湖と呼ばれている場所で、少し離れて見えているのが

堰月橋(えんげつきょう)で園内の橋の中でも最も代表的なものです。

目の前を和船が観光客を乗せて通り過ぎました。

記憶が曖昧ですが手水鉢の脇には梅の木が植えられていたと思います。

その掬月亭を外から眺めると建物右側には大きな根上がり松が

その存在感を誇示しています。

いつ来ても素晴らしい 天下の名園ですが最後に代表的な景観を。

吹上亭前の湧水の流される木の葉。

そしていつの時代もカタログの表紙を飾る飛来峰からの南庭全景です。

栗林公園はご存知のようにミシュランガイド★3つを獲得していますが

この掬月亭と公園の松の木はそれぞれ個別に★2つ、更には飛来峰と堰月橋も

★1つ獲得していて 計★9つという

 

MEMO:掬月亭 歴代藩主が「大茶屋」と呼んで愛用したお茶室だそうです。

利用料:入園料とは別に必要です

    煎茶と灸まんのセット ¥500 抹茶と灸まんのセット ¥700

訪問日:2023年1月2日 10:00~

所要時間2時間余り 南庭と呼ばれる約半分のエリアのみの散策でした。