玉藻公園

 

 高松駅すぐ近くにある玉藻公園、

高松城址を中心とした公園です。 

残念ながら天守はありません。

 地元では高松城址というより玉藻公園とか 

玉藻城と呼ばれることが多いようです。

 園内にある 披雲閣 という大正6年に高松城主の別邸として、また高松の迎賓館として

建てられた木造建築物は、国の重要文化財の指定を受けています。

一番広い大書院という部屋は畳の部屋としては別格の 142畳という 広さで

現在は貸しホールとして使われています。 

もうそろそろ完成かな・・と思って見に来た 『桜御門』 は

まだ足場で囲まれたままでした。昨年6月に棟上げが行われていたのですが

やはり文化財ともなれば相当の月日が必要なようです。

案内板によると後ひと月ほどで完成のようでした。

 かなりの大きさでその完成が待たれ、楽しみです。

終戦直前に国宝に指定されることが決まっていたそうですが敢無く戦火で焼失

その重要性から10年余り前に再建が決まりやっとここまでたどり着けた

ということのようです。

幅12M 高さ9M の建物だそうです。

天守址から港を見渡すと 帆船らしき船が入港してきました。

遠くて船名までは鮮明に見えませんでした。

城内から市街地のビル群の一部がちらちらと見えるのは

余り風情のあるものではありませんが 時代の流れゆえやむを得ない

部分もあるのかな・・

寒い一日でしたが 視界は良好でした。

今回見逃した 『桜御門』 間もなく足場が外され

その雄姿が見られそうで 楽しみです。

 

MEMO:玉藻公園

訪問日:2022年1月10日