直島の赤と黄色

 

 ちょうど一年ぶりの直島です。

昨年は瀨戸内国際芸術祭の真っ只中

今回とは全く違う雰囲気でした。

お盆期間中とは言え、フェリーの乗船率は10%~20%程度

いたって過疎でした。

遠来からの観光客と思しき人もパラパラとはいるものの・・

繁忙期にはじっくりと眺められない赤かぼちゃも

ほぼ独占状態でした。

ご存知のように直島には草間彌生さん作の二つのカボチャがあり

赤い物は港近くに、黄色い物は島の南部 つつじ荘付近に設置されています。

かぼちゃ内部に入れるのは赤のみです。

何度も見ているかぼちゃですが こうやって一人で中に入るのは初めてです、

中からの景色は こんな感じです。面白いでしょう!

直島らしさを意識した赤い水玉模様のフェリーが入港してきました。

宮浦港の乗船場「海の駅」です。

こちらもアートを意識した建物ですね。

前回の瀬戸芸の祭に設置された「パヴィリオン」という作品。

夜間のライトアップされた状況を鑑賞してみたかったです。

35度超えのこの日でしたが

港の近くは風さえあれば そこまで暑くは感じませんでした。

そしてもう一つの黄色いかぼちゃです。

どうやってこの場所に設置を決めたんだろう?

そう思えるほどの適地ではないでしょうか。

陰影で強調されるかぼちゃのシワ・・

スゴイ表現力です。この時期海水浴客や水上バイクの音で賑やかですが、

島ということもあってか 来客数はしれています。

何度見ても素晴らしい。誰の発案でこの地にこの作品が設置されるに至ったのか

気になるところです。

 

MEMO: 直島の赤いかぼちゃ と 黄色いかぼちゃ

     草間彌生さんの作品

      赤は宮浦港付近、黄色はつつじ荘近くに設置されています

     宮浦港からつつじ荘へは町営バス(船の時刻に接続)で10分ほど

     料金は一律¥100 です