瀬戸内の風景4(遠見山)



  小栗邸ふれあい館。やっと見つけてお昼に。

あ~ぁ腹減った。何でもええわぁ。早よぉ食べよう。

窓からチラッと中が見えた。なにやら大勢分の食事が。

おお、『たこめし』か。ええのぉ~

さっきの10数名の団体さんの準備をしているようだ。

混まないうちにと早速中へ。

何にしようか。席に着こうとするとおばちゃんが。



・・・・・・





・・・・・・





・・・・・・・



おばちゃんがおもむろに・・・すみません。


おいら:    はぁ?

おばちゃん: すみません。

おいら:    なんじゃらほい。

おばちゃん: すみません。

おいら:    はぁ?

おばちゃん: すみません。今日は団体さんが入ってまして。

おいら:    ああ、いいですよ。相席でも、隅っこのほうでも。

おばちゃん: すみません。

おいら:    少しくらい待ったって大丈夫ですよ、急ぎませんから。

おばちゃん: すみません。

おいら:    そんなに気にしなくて良いですから。

おばちゃん: あのう、今日は一般の方は出来ないんですけど。

おいら:    なぬぅ!!な・な・な・何ですって。。。

おいおいおい、勘弁してくれよ。ここまで来て。

どうしろって言うの。他には食べる所などない。

八百屋さんはない。診療所は週一回の時間営業。

歌の文句じゃないけれど、信号機も無かったようだ。



せっかくおいらがネットで調べておいたのに。

実はここ以外には船着場にある食堂一軒きりなのだ。



連れにえらそうに言ってた面子も丸つぶれ。。。トボトボ

とりあえず引き返す前に、この近くの有力スポットだけは見て

おこうと、今回のもう一つの目的である、瀬戸大橋の絶景スポット

を目指すことに。

『遠見山展望台』へと足を運ぶ

その前に新在家海岸からの眺めを一発!!



トラス橋というタイプの橋です。四国の本土からは眺められませんね。

幾何学的なデザインが印象的です。



少し小高い場所からだとこんな感じ。

霞んでいたので画像をクリックの上、拡大してご覧下さい。

少し見やすくなります。




続いて斜張橋です。瀬戸大橋のデビューと共にこの名前が有名に

なりました。決まったように『白鳥が羽を広げた姿』と形容されます。




よく見えます。

『斜張橋を見るなら本島から』イチオシです♪





 ほぼ同じ橋が2連で繋がっています。よりワイドに、スケールも

大きく見えます。ほぼ真横からの視界なので、図面みたいにも

見えますね。





こちらはご存知、南北備讃瀬戸大橋です。

普段、皆様は番の洲辺りからご覧になってることでしょう。

山の上からもいいものですよ♪





遠見山は本島の北部にあり、標高は100Mほどの小さな山です。

訪れる人も少なく、のんびりと見物できます。

塩飽水軍の親分になった気分で眺めます。うへっ・・






ステキな眺めが続きました。

いつの間にか、おなかが減ってたことも忘れ、空腹を我慢して

来た甲斐があったというものです。


上りの道が続いたので、これからは下りでしょう。

爽快な気分で自転車を走らせようと、名残惜しいが遠見山をあとに

次への場所へと移動します。


続きます・・・・



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