業者泣かせの小工事
(修理は高いか?)
いわゆる小さな工事のことですが、お客様の立場と業者の
立場では、全く見方が違ってしまう場合があります。
(。>0<。)
小工事の例
網戸一枚の張替え
ガラスの割れ替え
建具の鍵の取替え
こういった様々な小工事があります。
お客様から見たらすごく高く見えてしまう・・・
でも業者も利益には繋がらない。
どうしたら納得していただけるのでしょうか。
一つの例で説明してみましょう。
A様の例
A様 『網戸を張り替えて欲しいんやけど』
業者 『ああ、いいですよ』
A様 『じゃあお願いしますね』
この場合、まず業者は現地を見に行く。うまくいけばそのまま
持ち帰る。この間掛かった時間は往復で1時間。作業は15分
その後作業場で張替え。材料代と工事手間代。
仮に、30分としましょうか。
その後出来上がったことをお客様に告げ、取り付けに伺う。
また、ここでもまた1時間。取り付けは15分。
更には、電話代、車のガソリン代など・・・
つまり、最低でも、人件費3時間程度と交通通信費、
材料代、細かく言えば工具の損料、作業場の経費など
更には、集金を伴う場合はまた別途の営業経費。
見積りが必要な場合もあります。
うむ~~・・・・困った、こまった。。
いくら請求させて頂ければ『適正価格』なのだろうか?
上記のように最低でも3時間程の人件費が掛かっている。
諸費用込みの時間費用(人件費+車両費+経費など含めて)
¥2000で計算しても既に¥6000
それに材料費。 ≒¥7000が原価か・・・
ところが、A様は過去にホームセンターで値段を見ていた。
○○ホームセンターでは網戸の張替え¥2500~
A様の意識の中には、少々大きさが違っても¥3000とか¥3500
とかの範囲だと。
業者も、そんなには頂けないと思い¥6000の請求を・・・
A様: 『高ぁ~~』
業者: 『えっ』
A様: 『ジョ○』では¥2500でやっとったんで!
業者: 『うちは精一杯の値段でやらせてもらってるのですがねぇ』
A様: 『そんな値段はないやろう』(かなりのご立腹!)
お解かりだと思いますが、A様が自分でホームセンターへ行かれた場合には
A様自身が動いて、人件費の部分を稼いでいるのです。
A様が2時間働けば、この場合だと¥4000ほど安くなって当然なのです。
A様が自分の車で、運転も自分でされて、出来上がるまでお店で待って、
更には引き揚げて帰る。この間の時間が価格に反映されているという訳です。
気がつきにくい部分ですが、感覚って怖いですね。
見え難い人件費は脅威です!
皆様はどう思われますか?
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