坪単価を斬る!リャ~
(面積相違編)
家を建てる人も建てない人も知っておいて損はない!!
あるハウスメーカー ○○ホームの話。
坪単価20数万円より~
このメーカー、よく売れてるらしい。
あるお客様からこの会社の見積り書を見せていただいた。
坪単価¥265000- なるほど真実であればかなり安い。
一般業者じゃとても出来る金額ではない。
延べ床面積=41坪
すなわち
¥265000×41坪=¥10865000 になるのか
と思いきや??
計算書を見ると
¥265000×48坪=¥12720000 と書かれている
なぜ? 何で? ・・・・・ ・・・・?
この7坪の差(¥185万)はどこにあるんだろう。。。
はて?
細かく見ると、
『当社規定による施工床面積』
つまりこの場合だと、面積の計算方法の違いで7坪(≒17%)
の差がでる。
MEMO:
建築基準法で言う『延べ床面積』とは大雑把に言えば
室内部分で各階の面積の合計を言う。
つまり2階建ての場合だと、1階面積+2階面積という
ことになる。
ココで問題になっている施工床面積とは・・・
正式な規定ではない。各社ばらばらである。
一例を挙げれば、二階のバルコニー、屋根がなければ壁もない。
どう見ても屋外。
それゆえ法規上は床面積には入らないケースがほとんど。
これらを含めて考えるのが『施工床面積』の考え方。
玄関先のポーチや、(床のない)吹き抜け部分の取り扱い。
お宅の場合はどちらかな?
どちらが正しいとは一概には言えない。
だけど知っておいて欲しい事柄じゃ。
もし仮に同じ表示の価格だったら、17%もの差がでるんじゃよ。
冷静に判断を下して欲しいものです。
坪単価のからくりは他にもいっぱいあります。
続編『坪単価を斬る!付帯工事費編』に続く
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