異人館と夜景in函館


今週、出張ということで、以前書き置いていたねたを

アップします。

5月4日からの続きになります。


 いよいよクライマックス!函館シリーズ最終版です。

なんといっても、おいらも建築屋のはしくれです。

せっかく来たものですから建築のことも探っておかないと・・・


函館には古く歴史ある建物が多くあります。

ただ、残念なことに、放置されている物件も少なくありません。

徐々にではありますが、改修され始めてはいるようです。




旧ロシア領事館跡です。写真でみれば解らないけれど、

結構傷んだ部分も見受けられます。早くなんとかして欲しいものですネ。







 こちらの建物は改修済みでした。直されてはいるものの、結構傷みが

激しかったのでは?と思える節がありました。

建物の改修と併せて、周辺の街並みも直されていました。


※写真は旧函館区公会堂(今流に言うと市民会館みたいなものかのぉ)


 直されたばかりの、ちぐはぐさが感じられますが、何年かの時を刻めば

周囲にマッチしてくるんだろうなぁ~。

出来立ては出来たてとして、キレイだけれど、何か重みがありません。

貫禄というか。風合いというか・・・時が必要なのでしょうね。

ココでポイント


『建物には時が必要』


感じて欲しいものです。





  ※カトリック元町教会。ごらんのように石畳も見逃せません


  ※函館ハリストス正教会

さすがに使われている施設はよく整備が行き届いています。

これなら当分は安泰かのぉ。

昔の建物は、細かい部分にまで配慮されてることが多いですね。

例えば、この場合だと『門扉』 『門柱』 などにも。

人件費が安かったとか、こなす物件の数が少なかったなど、いろいろな

理由はあったと思われます。これから先の建築は、また昔に戻るのでは

ないかと思っています。




お待ちかねの函館の夜景です。

ホテルから出てるミニパックツアーで参加しました。

個人で行くよりかなり安いです。

残念ながら、写りはよくありませんでした。

夜景になるとせめて三脚くらいは準備しとかんと無理かのぉ~~

(おっさん 反省!)



 函館空港から羽田経由で高松へ。

函館もいまや3000Mの滑走路を持つ北海道第二の空港になっています。

やはりここでも主力は羽田便。

どこの地方空港も『東京専用』になりつつあるのではないでしょうか。

地方路線は厳しいのでしょうね。



MEMO:

異人館など古い建物の中にある重みを感じて欲しい。

美しく汚れていく様を見つけて欲しい。

私はいつもそう思っています。

何年たっても新築のまま・・の建物って、本当に良いのでしょうか?

汚れが重みとして、歴史や貫禄に繋がって欲しいのです。

そんな建築を目指して行きたいです。



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